2012年6月29日
大阪府 小学校 算数 【低学年の文章問題・頭の中でイメージする力】
算数の文章問題には、いろいろな表現が出てきます。
問題を読んでも “増える”(=足す)のか、“減る”(=引く)のかわからず、算数が嫌いになってしまうお子様がいます。
こんなときは、それらが“増える”“減る”のどちらに属するのかを、
まず、図や絵にして説明してイメージできるようにしてあげ、
増える時は足し算、減る時は引き算であることを教えてあげるとよいでしょう。
例えば、
上がったら→増える。下がったら→減る。人が来たら→増える。帰ったら→減る。カゴに物を入れたら→増える。出したら→減る。
…など言葉と増減のイメージの関連を単純化してあげること。
大人には考えなくても分かるレベルですが、知っている語彙の少ない、特に低学年の子どもには言葉が壁になります。
こうした1,2年生の段階の理解をあやふやなままにしておくと、かけ算、割り算の立式も苦手になります。
低学年のうちに、ご家庭でも身の回りにあるものでイメージトレーニングをしてあげてください。