2011年4月22日
島根県 五月病
新学期が始まって約2週間ほど経ちましたが、学校生活に慣れてきましたでしょうか?
先日、一足早い五月病になってしまった生徒さんの親御さんからご相談を頂きました。
生徒さんは新高校2年生でギリギリ進級された男子でした。2月~3月は学年末試験や追試などで勉強に対して意欲的(半ば強制的であったが・・)でした。しかし進級が無事決まり危機感が薄れた事と、新しいクラスになじめていないこともあり、学校に行く気持ちが薄れて不登校になりかけているというものでした。
元々内向的なお子さまのため、新しい環境に適応するのに多少時間がかかるのですが、今回は、「頑張って進級しても1年生と同じことの繰り返しだ」という気持ちもあり生活全体が無気力になってしまっているようです。
今回会って話をした際には「別に何も考えていない」と素っ気ない返事しか貰えず、新たな目標を設定できませんでした。しかし週末に再度お話をする機会をいただきましたので、生徒さんと1:1で「今やりたいこと」や「将来のこと」について話し合い、「今何が必要なのか」を明確にしていきたいと考えております。お子さま本人の口からは「学校を辞める」と言う言葉は出ていないので学校を続ける事を前提に新たな目標を立てて支えていくようにしたいと考えてます。
新しい環境に馴染めずに苦しんでいる生徒さんや受験で燃え尽きてしまい、目標を見失っている生徒さんもいると思います。一人で悩むのでなく周りの人に相談してみてはどうでしょうか。身近な人に相談しにくいのであれば我々教育プランナーがご相談に乗ることも可能です。お気軽にご相談ください。