2012年4月25日
島根県 英検対策
今回は、6月10日に実施される英語検定に向けての対策についてお送りします。
英検は1級から5級までありますが、
中学3年生の皆さんが最も受験するであろう3級について分析していきます。
まず3級の難易度ですが、概ね中学卒業レベルとなっています。
単語・文法・構文など、中学の教科書内容が充分理解できていれば問題ありません。
3年生になられたばかりの生徒さんにとっては、残りほぼ1年分の内容が未受講の状態です。
しかし、英検3級の合格点は約6割と決して高くないので、対策を行えば十分に合格可能です。
また、今回ダメでも、一度受験しておくことで次(10月)へ繋がりますので、
積極的に受験しておいて損はないでしょう。
次に英検3級の合格率ですが、一次試験の合格率は約6割、二次試験は約9割となっています。
一次を合格すれば、多くの人がそのまま合格となるようです。
これは、英検で二次試験の面接が課されるのが、この3級からであり、
試験時間も短く、受け答えする内容も短く済むためだと思われます。
だからと言って、対策が必要ないというわけではありませんが、
まずは一次試験に焦点を当てて対策をとるようにしましょう。
では次に具体的な対策のポイントを押さえましょう。
英検の問題は全て1問1点で計算されます。そのため、短文の適語選択の問題も、
長文読解の問題も同じ1点です。なので、対策も、難度の低い問題から始めて
確実に得点を積み上げて行きましょう。また、一次試験の問題の約半数はリスニング問題と
なります。筆記試験の対策以外にリスニングの対策も並行して進めましょう。
以上が英検3級の対策のポイントです。
中学3年生の方にとっては、合格すれば内申にも有利に働く上、例え落ちても
デメリットは何一つないので、是非トライしてみて下さい。