2012年7月7日
島根県 高校入試 社会シリーズ(第1回)~歴史~
「社会は暗記科目だから、語句を暗記すればいい」と考えていませんか?
確かに定期テストでは、語句の暗記だけである程度の点数は取れるでしょう。
しかし、高校入試の場合、それだけでは点数は取れません。
なぜかと言うと、入試の問題の多くは
『資料を見て関連する事柄について答えよ』
『下線部はなぜか、その理由を述べよ』
といった関連を問うものだからです。
いくら語句を知っていても、そのつながりを知らなければ、入試問題は正解できないのです。
では、歴史の勉強はどのようにしていけばよいのでしょうか?
『時代ごとにノートをまとめ、問題集で演習する』ことです。
「当たり前すぎる」事なので、十分な成果を得ている方もいるでしょう。
しかし、成果の出ていない人もまた沢山いるでしょう。なぜ成果が出ないのでしょうか。
それは『ノートをまとめる』『問題集を解く』やり方は人それぞれだからです。
特に歴史が苦手な人は、この夏休みに(十分な時間が取れるうちに)取り組んでみて下さい。
①時代の始まりと終わりの出来事(政変、戦など)を見開きのノートのはじめと終わりにまとめる。
②その時代の主な出来事(余り多くなり過ぎないように)を書き出す。
③それぞれの出来事の理由や関連事項を書き加えていく(教科書や資料集を調べながら)。
①~③は全て黒一色で書く。
④ある程度ノートが出来たら(最初から余り細かく作る必要はない)、問題集に取り組む。
⑤問題集で間違った箇所でノートに書いてあるものは蛍光ペンで印を付ける。
書いてないものは教科書や資料集で調べた上で、ノートに色ペンを使って書き込む。
あとはノートと問題集を繰り返して完璧にしましょう。問題集は入試までに2冊程度完璧にしておけばよいでしょう。