2012年11月14日
島根県 大学入試 併願校の選び方
今回のブログテーマは『併願校の選び方・大学受験編』です。
現在高校3年生の方の中には、既に推薦入試やAO入試などで合格が決まっている方も
いると思います。一般入試で受験をされる方も、大方の志望校・志望学部を決めて
センター試験に臨まれることでしょう。
今回は、第一志望校は決まっているが併願校はどこにするのが良いかをお話いたします。
◎併願大学の選び方◎
①まずは、学部・学科について調べましょう。
第一志望の大学と同系列の学部・学科にするのがベストです。
「〇〇大学で学びたい」と言う強い意志がある生徒さんは、その大学内の他学部を受験するのも
良いでしょう。同じ大学を受験する場合は、出題傾向が似ているので対策が絞りやすい
メリットもあります。但し、元々学びたい分野と異なる場合は、入学後のモチベーションを下げる恐れ
がありますので注意しましょう。
併願校として気になる学校を数校ピックアップして下さい。
②ピックアップした大学の試験科目・出題方式、試験日・会場を調べる。
①でピックアップした大学の試験科目や出題形式について確認して下さい。
必要な試験科目が異なる場合は、余計な学習が必要となるので出来れば避けるようにしましょう。
例えば、
「第一志望校は国語が現代文のみだが併願候補校は古文・漢文がある。」
「第一志望校は数Ⅲまでだが、併願候補校は数Cも含まれる。」
などの場合です。
また、記述式かマーク式かについてや、日程面に関してもしっかりと確認しましょう。
山陰では、地元会場試験での受験が可能な大学もありますし、
本校へ出向かなければならない大学もあります。
移動や下見が十分に出来るスケジュールで、体力的にも無理の無い予定を組むようにしましょう。
国公立大学志望の方は、センター試験の結果によっては志望校変更もあると思います。
目標校の他に、現状の成績で目指せる大学、結果が奮わなかった場合の受け皿的大学なども
検討しておいてください。
周囲の人の意見を聞いて参考にされるのも良いと思いますが、進学校の一部では、
本人の意思に関係なく国立大受験を勧める場合があります。
大学選びは今後の人生にとって非常に大きな決断です。
最終決定は自分自身で下し、後悔のないようにしましょう。