2012年12月5日
島根県 高校受験攻略 県立普通科編③
今回は英語と理科についてお話します。
【英語】
英語はリスニングと長文の読解力が得点に大きな影響を与えます。
リスニング
3つの設問から構成されています。
問題1は、英語の会話を聞いて質問に対する答えとしてもっともふさわしい絵を、
4つの中から1つ選ぶ形式です。
問題2は、英語を聞き、記載されているメモの3箇所ある空欄に日本語や数字を記入する
問題。
問題3は、少し長めの会話を聞いた後で、4つの質問がされ、その質問に対する答えを
4つの選択肢から1つ選ぶという問題です。
毎日、英語を聞くなど、できるだけ英語に慣れておくことが重要です。
また、聞く練習だけではなく英文を音読する練習も有効です。
事前に絵や選択肢の英文に目を通して下さい。
事前にイメージが描ければ内容が分かりやすくなります。
長文読解
最初から長文読解問題の演習を繰り返すのではなく、
短めの英文や会話文を読むことで少しずつ文章そのものに慣れるようにしましょう。
長文読解問題の中には単語問題、文法問題、並び替え、内容理解と
多くの問題が含まれているため、その対策には時間がかかります。
急にできるようになったり、得点が上がったりはしないかもしれませんが、
長文読解できる力を着実につけていくことで、安定した得点力が身につくはずです。
【理科】
生物・地学・物理・化学から満遍なく出題されています。
「一分野は苦手だから勉強しない」という偏った勉強は大火傷の元です。
必ずバランス良く学習をしましょう。
とはいえ、得意不得意の単元がはっきり出るのが理科です。
得意な単元をキッチリ伸ばし、苦手な科目では語句や実験の考察などを
何度も復習することが肝心です。
物理
『運動とエネルギー』『電流と磁界』は毎年のように出題される頻出分野です。
実験の方法や結果を示す表が明示されており、それらを正しく読み取り考察する必要があります。
苦手単元をピックアップして、基礎知識の確認⇒問題演習をするとよいでしょう。
そのときに、実験器具の名称や実験の流れやその結果や理由にも注目しましょう。
生物
他分野と比べてもかなり身近なテーマで、考えやすいのではないかと思います。
『生物は暗記科目』と考える受験生も多いですが、暗記だけでは高得点は取れません。
化学分野や物理分野と同等か、もしかするとそれ以上に論理的な思考が必要な要素もあり
基礎知識をおさえ、実験結果の考察を通して得点力の向上につなげましょう。
今年度はしばらく出題されていない遺伝範囲の出題が予想されます。
しっかりと対策をしていきましょう。