2015年10月20日
島根県 知識探求のお話
島根県の皆さんこんにちは。
10月も中旬になり出雲駅伝や松江鼕行列などの季節になってきました。
朝晩はめっきりと涼しくなってきています。
寝るときは暖かい格好をして風邪などひかないように注意してください。
さて今回は普段お話ししている「お勉強」から少し離れた話題でお送りしたいと思います。
秋といえば「紅葉」です。
島根県でも平田の鰐淵寺や松江城、立久恵峡など紅葉の名所はたくさんあります。
山の木々を見ていると全てが真っ赤や黄色になるわけでなく緑色のままの樹木もたくさんあります。
なぜ「何で色づきかたがバラバラなの?」「何で紅葉するの?」と疑問を抱きませんか?
子供たちも同じように「何で?」と思っています。
そのときに親や周りの大人が「何でだと思う?」と問いかけ子供なりの答えを聞いたり、
真実は何なのかを一緒に考えてみたりすると様々なことに興味を持ち始めます。
現在の情報社会では「与えられる情報」が非常に多く、
自分たちで「考え・解決する」ことが非常に少なくなっています。
このような会話をする中で子供が多方面にわたって興味を持ち「学ぶ楽しさ」を身に付けていきます。
また大人が子供の発想力に驚かされることも多々あります。
私トライさん自身もキャンプに行った際、甥っ子と星を眺めて
「山へくると町より星が綺麗だね、なんでかな?」と話をしていたときに
小学校低学年の甥から
「町中にいると星を見ようと思わないからだよ」
と思いがけない答えをもらったことがあります。
「空気が悪い」とか「ネオンなどの明かりが明るい」など当たり前の答えを期待していた自分を大きく裏切る一言と
余裕の無い自分への強烈な一撃になったのを覚えています。
知識とは「大人が押し付けて身に付けさせる」ものではなく、「子供が自ら探求し、身に付ける」ものです。
トライの教育でも「ただ知識を身に付けさせる」のではなく、興味を持ち・楽しみながら
「自発的に知識を増やす」指導ができるように努力していきます。