2014年12月11日
栃木県 インフルエンザに要注意
今年も冬本番です。
栃木県内では、風邪だけでなく「インフルエンザ」も11月から徐々に姿をあらわし始めています。
栃木県で確認されたインフルエンザは「A香港型」です。
全国的にみても栃木県は、11月末現在、まだそれほど広がっている地域ではありませんが、
近接した埼玉県、福島県では、栃木の3~5倍のペースで既に『注意報レベル』になっており
栃木県内でも増加するのは時間の問題と言えるでしょう。
生徒の皆さん、ご家族の皆さんは、学校のポスターや、周りの人から聞いた話で
既にインフルエンザの基礎知識はあると思いますが、改めてポイントを記載します。
① 予防接種が効くのは『2週間後』から。
受験生は試験日を逆算し、早めに受けてください。
② ウイルスは「飛沫感染」「接触感染」します。
エボラ出血熱のニュースもあり、上記の意味は知られていると思いますが、
「飛沫感染」はマスクで、「接触感染」は手洗い・消毒で予防できます。
③ 予防接種をしても「発症します」
予防接種は、発症する可能性を減らし、発症しても重い症状になるのを防ぐために行うものです。
「絶対にかからなくなる」訳ではありませんので、②の対応は必須です。
また、ワクチンの期間は5ヶ月くらいです(去年のワクチンはもう効きません)。
接種すれば受験シーズンは乗り越えられるはずですが、日常的に、風邪対策、暴飲暴食をしないこと、
温度・湿度管理は心掛けてください。
※インフルエンザ以外にも「RSウィルス」「リンゴ病」が県内各地で発症しています。
また、急な温度変化によって「風邪」をひかないよう対策をしっかりと行ってください。
入試前の発病は「インフルエンザ」に限らず、これまでの勉強の努力が水の泡となってしまいます。
細心の注意をはらって、「試験対策」のみならず「病気に負けないからだづくり」も行ってください。