教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

今回は「 地学 」分野についてみていきます。

理科全般と「物理」はこちら 、「化学」はこちら、「生物」はこちらをどうぞ。

理科と社会は、自校作成校( 日比谷高校 西高校 国立高校 八王子東高校 戸山高校 青山高校 立川高校 

新宿高校 隅田川高校 国分寺高校 両国高校 富士高校 武蔵高校 大泉高校 白鴎高校 など

も共通問題を使用します。

※都立国際高校など、一部3教科型の受験校があります。

 

 

平成23年度はどうだった?

【生物分野の出題】

平成23年度は 大問1の小問6題中1題、大問2の問1問2(環境)および大問3の4題、27点分が地学分野の出題でした。

・大問1 問5 「金星の位置」 配点4点/正答率55.7%

・大問2 問1 「温室効果ガス」 ※環境、自然と人間 配点4点/正答率67.4%

       問2 「二酸化炭素濃度グラフ読み取り」 配点4点/正答率85.0%!

・大問3 問1 「地震 観測記録の読み取り」 記号 配点2点/正答率88.0%!

         「震度とマグニチュードと違い」 記述 配点3点/正答率45.8%

      問2 「地震波(S波)の速さ」 配点5点/正答率51.0%

        問3 「地震 主要動の到達時間の計算」 配点5点/正答率11.0%

 

 

【傾向と対策】

過去、大問15点で出題されたのは、平成23年は「地震」、平成22年は「天気(気圧、雲の発生、記号)」、

平成21年は「天体(太陽の日周運動、季節による星座の見え方)」、平成20年は「地層、川のはたらき」、

平成19年は「天気(乾湿計、天気図)」というように、分野は連続していませんが、

大問1での出題まで含めると、火山と地震については3年連続で出題、

地層に関しては平成23年こそ出題はありませんがその前は連続で出題されています。

天気も平成23年は出題なしですが、同じく連続で出題されています。

「 地震 」「 天気 」の二単元は、過去の出題傾向および、現在の社会情勢からも、

しっかり勉強しておくことをお奨めします

地学分野の出題の特徴として、

資料、グラフの読み取り」と「ストーリー性(何がどうなってどんな結果になるのか)」があげられます。

一問一答的に用語を答えさせるのではなく、正しい因果関係を記述しているものを選択させるものが中心です。

図表を読み取る練習と合わせて、用語の説明をまとめておきましょう。

地震全般、天気は要注意です。火山、地球の自転、公転は最近出題されてませんが、念のため勉強はしておきましょう。

 

 

自校作成校を始めとするトップ校(日比谷高校 西高校 国立高校など)の受験者は、8割以上~90点が目標です。

入試で5教科400点以上を目標(駒場高校武蔵野北高校竹早高校など)とする受験生も同様です。

正答率からもわかるように、地学は点数を取りやすい単元です。

理科が苦手な人にとっても、身近なテーマが大半ですからあきらめず勉強してみましょう。

 

 

 ※視覚的に理科を勉強「トライe-カテイ塾

 

 

 ~ 家庭教師の先生より ~

用語を問うスタイルではなく、用語を提示し、その用語について自分で説明するというスタイルで勉強すること。

「積乱雲ってどんな雲?どうやって発生するの?発生するとどんなことが起きるの?」というように、

どんどん質問を投げかけて答えていくスタイルで勉強すると、はっきり答えられないところが出てくるはずです。

その部分が「あいまい」な理解になっているところですからその場ですぐに確認し、

穴を埋めていく勉強方法をお奨めします。

地学分野といっても、天体は得意だけど地震は不得意、というように地学とくくられる単元の中でもわかれてきます。

できるものを増やすのが結局は近道なので、「天気」「地震」「火山」…と、一つずつ、丁寧に解決をしていきましょう。

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