2012年4月29日
福井県 身近な地域について知ろう
今回は福井県の地理や歴史についてお届けします。
福井県は、北は石川県、東南から西南にかけては、岐阜県・滋賀県・京都府に隣接しています。
「白山国立公園」や「奥越高原県立自然公園」にといった山々、「若狭湾国定公園」や
「越前加賀海岸国定公園」の変化に富んだ海岸など、豊かな自然環境に恵まれています。
「三方五胡」も有名ですよね。
また、福井県は大きく分け「嶺北地方」「嶺南地方」の2つの地区に分かれています。
嶺北地方は、九頭竜川・日野川・足羽川からの土砂の堆積による
福井平野が広がっている事が特徴です。
また、奥越地域には大野・勝山盆地が広がっており、山地を見ると、
丹生山地・越前中央山地、岐阜県境に広く連なる越美山地、石川県の白山といった
広域にわたる山地が形成されています。
嶺南地域の大きな特徴は、海岸にあります。嶺南地区の海岸は、
変化に富むリアス式海岸が続いています。
また、各湾や入り江の奥には、狭い堆積地が、敦賀・美方・小浜の小平野を形成しています。
気候にも少しだけ違いがあります。
嶺北・・日本海式気候 嶺南・・山陰海岸型 となっており嶺南地方の方がやや温暖な気候です。
同じ県でも嶺北と嶺南で大きく特徴が異なることが分かります。
例年、高校入試の社会では身近な地域(福井県・北陸地方)にちなんだ問題が出題されています。
自分が住んでいる地区に興味を持つ事が入試対策にも繋がりますので、是非調べてみて下さい。