教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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2012年3月

今年度も残すところわずかになりました。

新学年を迎える前に、1年間を振り返ってみましょう。

 

部活動を頑張り、良い結果を残せた人、

自分の趣味や友人との思い出等、様々な事があったと思います。

勉強についてはどうだったでしょうか。

結果が良かったテストや、全く出来なかった単元、

努力した事もあれば、できなかった事もあるのではないでしょうか。

受験生だった皆さんにとっては、特に思い出深い1年になったと思います。

 

ここで大切なのは、

1年間を振り返り、次の1年で自分はどうなっていきたいかをイメージする事です。

受験生は志望校合格を第一に考えるでしょう。

受験生ではない方も1年後の自分を想像し、そこに向かって努力していきましょう。

1つ1つ、コツコツ積み重ねることで、成果は必ずついてきます。

 

皆さんの新しい1年が素晴らしいものである事を願っています。

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春休みに入りました。

短い期間ではありますが、新学期に良いスタートを切る上で非常に大切な時期になります。

今回は春休みの過ごし方についてお届けします。

 

春休みは学校から出ている課題を丁寧に、

1つずつ理解度を確認しながらこなしていきましょう。

春休みの課題は、次学年の学習を行う上で

重要な単元が出されているケースが非常に多くなっています。

春休みの課題を完璧に理解しておく事が重要です。

また、新学期早々にテストが行われる学校が多いと思いますが、

そのテストも課題の中からの出題が中心ですので、テスト対策にもなります。

 

ここでポイントは、作業のようにただこなすだけの課題にしない事です。

春休みは期間が短いので、課題の量はさほど多くないと思います。

1つ1つの問題を理解するまで丁寧に学習していきましょう。

周囲の友達や家族に解き方を説明するのも有効な手段です。

人に教える、という事は、自分自身がきちんと理解していないと出来ない事ですので、

頭を整理して周囲の人に説明してみましょう。

 

ここで頑張った人は、その後1年間の学習がスムーズに進んでいきます。

気が緩みがちな季節ですが、頑張って下さい。

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中学3年生の皆さん、受験お疲れ様でした!

志望校に合格できた人、不本意な結果に終わってしまった人・・・

様々かと思いますが、また次のステージに向け頑張って下さい。

 

今は春休みという事で、受験を終えた皆さんはゆっくり体を休めている事と思います。

今まで頑張った分、休んだり、遊びに出掛けたり、趣味に没頭したり、

大いに羽を伸ばしリフレッシュする事も大切です。

 

しかし、毎年受験が終わると「燃え尽きた・・・」と一気に勉強をしなくなり

高校のスタートで躓く、といったケースをよく耳にします。

実際にトライでは、毎年4月・5月に高校1年生の入会希望(再入会希望)が多くなっています。

そのほとんどが「高校授業についていけない」というものです。

 

特に、藤島高校・高志高校・武生高校といった進学校にギリギリで合格した方は要注意です

4月頭にまずテストがあり、それが終わると早速授業に入ります。

そのスピードは相当早いものになっています。

また、周囲の生徒も受験を突破した人ばかりですので、レベルの高さに驚くかもしれません。

 

各高校から、春休みの課題が出ていると思います。その課題の内容は、

中学生の勉強内容で特に重要な単元=高校でも必要な単元」で構成されています。

最低でも、課題で出ている分野は忘れないよう、復習をしておきましょう。

 

また、福井商業の様な専門学科に進学した方も、

これまでに勉強した事のない分野が入ってきますので、

配布された教科書に目を通しておく等、下準備が必要です。

 

受験が終わってまた勉強か・・・と思うかもしれませんが、

今から少しずつ準備をしておく事で、余裕を持って高校の学習に取り組む事ができ、

結果として勉強が楽になります。

 

勉強と勉強以外の時間にメリハリをつけ、春休みを過ごして下さい。

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県立高校受験も終わり、春休みが近づいてきています。

春休みは期間も短く、あっという間に終了してしまいますが、

次学年の学習を考えると、非常に重要な時期になります。

今回は春休みから取り組むべき勉強のやり方についてお届けします。

 

春休みは、これまで習った事が次学年で習う単元にどう繋がっていくのか

を意識して学習に取り組みましょう。

 

例えば、中学1年生の数学であれば、正負の数・文字と式を1学期に習っていると思います。

ここで習った事は2年生1学期に習う、式の計算という単元につながります。

また、1年生で学習した1次方程式は、2年生で習う連立方程式へと繋がっているのです。

つまり、1年次の単元を分からないままにしておくと、当然2年生の学習で躓く事になります

 

「計算が苦手」という人は、「春休みは計算をマスターする」等

明確な目標を立てて取り組むと良いと思います。

過去の定期テストを教材とし、やり直しを行なうのも効果的です。

 

この様に、単元の繋がりを理解したうえで復習すると、理解しやすくなります。

数学以外の科目も同じです。

「繋がりが分からない」と思うかもしれませんが、難しく考える必要はありません。

ほとんど全ての単元で、次学年への繋がりはありますので、

苦手分野を潰しておくことがそのまま対策になります。

 

ここで頑張り、周囲に差をつけていきましょう!

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先日、福井県公立高校の合格発表がありました。

トライからも、藤島・高志・武生等の上位校をはじめ、各県立高校への合格者が出ています。

合格した皆さん、本当におめでとうございます!

 

今回は、今年度入試の傾向についてお届けしたいと思います。

 

 

【国語】

大問は5問。説明文・小説・古文・漢字(知識)・作文、という構成でした。

説明文・小説の難易度は標準レベルだったと言えますが、

説明文において、筆者の問題意識を抽象化し記述させる問題が出題されており、

この点はやや難解だったと言えます。

古文については、内容は基礎的なものから出題されており、

基本を押さえていれば対応できたのではないかと思います。

作文について「難しかった」という感想が多く聞かれました。

確かに今年は傾向が変わり、表現しにくい内容の設問となっていました。

次期受験生は、今年の傾向を踏まえた作文対策も必要になるかと思います。

 

【数学】

大問は5問、各分野からバランスよく出題がありました。

小問集合は教科書レベルの問題。数と式・図形・関数からの出題がありました。

ここは確実に得点しておきたい所です。

大問4、1次関数の文章題、大問5、図形の問題(3)がやや難解な印象。

大問2では確率と関数の融合問題も見られ、各分野を深く理解しておく必要があります。

 

【英語】

全体的な構成は例年通り。読解力・思考力を問う問題が中心になっています。

長文読解では英文量の増加が見られました。新指導要領導入に伴うものと考えられ、

来年度も同程度の英文量、もしくは更に増加する事が予想されますので、

語彙力・文法力の養成が不可欠です。

英作文では、テーマに対し「賛成」「反対」の意思を示し理由を書くという内容。

普段から自分の意見を英文でまとめる訓練を行なうと良いでしょう。

 

【理科】

例年通り、生物・地学・化学・物理の4分野から満遍なく出題がありました。

基本的な事象を問う問題が多く、比較的得点し易い内容となりました。

一方で、事象の意味をきちんと理解していないと正答に辿りつけない問題も出題され、

丸暗記だけでは対応できない内容となっています。

新指導要領の導入で、この傾向は来年度以降、一層強まるものと予想されます。

普段の学習から、興味・関心を持ち、1つ1つの事象を深く理解していくことが重要です。

 

【社会】

基本的な語句や意味を問う問題が多く出題され、比較的難易度は低かったと思います。

各分野から満遍なく出題があり、大問4は3分野の複合問題も出題されています。

歴史・地理・公民各分野の繋がりを意識した学習を普段から取り入れる必要があります。

 

 

今年は理科で出題ミスもあり、動揺した受験生も多かった事かと思います。

出題ミスはあってはならない事ですが、どの様な状況下でも慌てず、

自分の力を発揮できる事は非常に重要な事です。

 

次期受験生の皆さんは、今年の傾向を受け、自分の弱点と照らし合わせながら

受験対策に入って下さい。

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平成24年度から学習指導要領が全面改定されます。

今回は中学生における改定のポイントについて、科目毎にお伝えしていきます。

 

■英語

・単語 指導語数を900語程度まで(上限)から、1200語程度(下限)へ増加

・長文 早い段階から高校入試の長文を意識したリーディング教材が入る。

・文法 多くの教科書で配列が変更されている。例:受け身3年⇒2年など

 

■数学

・教科書ページ数が大幅増加(教科書により、50ページ~80ページ程度増加)

学習内容の増加。関数関係の意味⇒1年生へ 図形・円周角と中心角の関係・定理⇒3年生へ

今まで発展内容だった内容が学習範囲内へ移行入試で出題される可能性がある

・国際ルールに従った表記のルールに変更。例:リットル ℓ⇒L、キロメートル毎時 km/時⇒km/h

・1・3年で授業時間数が大幅増。週3回の授業が週4回に増加する。

 

■理科

・教科書のページ数が大幅増。(教科書により50ページ~200ページの増加)

・学習順序が自由になり、教科書会社独自の配列に変更。

学習内容の増加。(各分野専門的な内容も含まれる)

・基本的な計算の方法を説明する資料の掲載、確認要問題の増加。

・国際ルールに従った表記のルールに変更。例:リットル ℓ⇒L、キロメートル毎時 km/時⇒km/h

・2・3年で授業時間数が大幅増。週3回の授業が週4回に増加する。

 

■国語

・2年生で35時間の授業時間増

・読解で批評(意見だし)を重視する活動が増える。

・常用漢字 1,945字⇒2,136字に増加

・古典・近代文学を扱う。

 

■社会

・地理 世界および日本の諸地域についての地誌学習。

・歴史 近現代の歴史に関する学習の充実。歴史の大きな流れに関する学習の充実。世界史の充実。

    ※歴史は3年1学期までかけて学習する。

・公民 現代社会をとらえる見方や考え方に関わる学習の充実。

 

全体では、中学生の授業時間は年間で360時間の増加(現行の約1.2倍)となります。

中でも中学3年生の授業時間の増加が顕著であり、中3での学習重要度が増します。

ひいては、1・2年生の内容をしっかり理解しておかなければなりません

入試問題も、今回の学習指要領改訂で新傾向が出題される可能性もありますので、

変更のポイントを押さえ、対策を練っていきましょう

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3月6日・7日、福井県県立高校の入試が実施されました。

トライからも、たくさんの生徒さんが試験に臨みました。

中学3年生の皆さん、お疲れ様でした!

 

さて、今年の入試倍率ですが、平均倍率は1・10倍(前年度1・06倍)となっています。

福井県県教育委員会は、平成7年度入試並みの高い倍率と発表しました。

今年の受験は、受験生にとっては競争率の高い、やや厳しい状況にあった様です。

 

高校別にみると、普通科では高志高校1.53倍が最も高く(理数科1.41倍)、

次に藤島高校の1.29倍が続いています。やはり上位2校の人気は高いです

 

その他主な普通科では、武生高校1.12倍(理数1.00倍)、羽水高校1.13倍、

武生東高校1.02倍、金津高校1.09倍(経理0.92倍・情報処理1.08倍)等となっています。

 

専門学科では、福井商業(流通経済)の1.88倍が最も高い倍率でした。

福井商業はその他学科でも1.2~1.5倍と高い倍率になっており、

近年の人気が反映された結果と言えると思います。

 

その他専門学科で高倍率だったのは、坂井農業(生産技術)1.40倍

福井農林(環境工学)1.23倍、奥越明成(機械)1.22倍等です。

 

人気校は昨年とほぼ同じ状況ですが、福井商業の倍率高騰が目立った入試でした。

新中学3年生で、今回倍率の高かった高校を目指す皆さんは、特に早い段階での対策が必要です。

 

入試倍率や出題傾向といった情報収集を行ない、対策を立てていきましょう。

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