2011年8月
2011年8月29日
福井県 「授業満足度調査」導入について
福井県教育委員会は、授業の分かりやすさなどを高校生が評価する「授業満足度調査」を県立高2~3校で12月に試行することを発表しました。
具体的な質問項目等については、近日中に発表があるようです。試行の結果を踏まえ年明けから課題を分析、来年度以降の本格実施につなげ、教員の授業改善を図る狙いがあります。
また、授業満足度調査推進委員会の下部組織として、県立高教頭を責任者とする「学習状況検討部会」を新設し、教員や県教育委員会指導主事ら10人弱が質問項目や対象学年、教科などを検討するとしています。
このほか、新たな学力向上策として難関大を志望する1年生を対象に「土曜チャレンジセミナー」を県内2会場で開事も合わせて発表がありました。10月から来年2月まで月1回程度、受験指導にたけた進学予備校講師などを招くという事です。
さすが教育県福井、と考えさせられるニュースです。県主導で学力レベルの向上に努める姿勢は素晴らしいですね。
全国学力調査で毎年上位をキープしているのも、このような取り組みの結果だと思います。
せっかくの制度ですので、導入されたら学校の授業に対する意見をどんどん発信してください。よりよい学習環境を作り、福井県の学力を一層向上させていきましょう!
2011年8月25日
福井県 夏休み残り僅かです
早いもので夏休みも残り1週間を切りましたね。皆さん、計画通り学習は進んだでしょうか?
宿題が片付いていない・・・と焦っている方もいるのではないでしょうか。
非受験生の皆さんは、9月からの新学期に備え、もう1度1学期までの内容(学校の課題)に目を通しておきましょう。多くの学校で実施されている休み明けのテストは、夏休みの課題の中から出題される事が多いです。学校が始まると、新単元を習ったり学校行事があったりと中々復習できるチャンスがありません。今のうちに完成させておきましょう!
受験生の皆さんは、夏休みに頑張った事を引き続き取り組んで下さい。休みが明けると生活リズムが変わり、夏休みにできていた学習習慣が崩れる事があります。これでは努力した意味がありません。
中学3年生においては11月に学診が控えています。きつい時期になりますが最後まで頑張りましょう!
夏休み、残り後僅かですができる事は全てやりきって、新学期良いスタートを切って下さい。
2011年8月22日
福井県 部活と学習の両立
暑い日が続いていますが、福井県の生徒の皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。
受験生の皆さんは、夏休みが終わり、引退に向けて感慨深い気持ちになっているかもしれませんね。
今日は「部活と学習」の両立についてお話したいと思います。
冒頭に述べたように、受験生はそろそろ部活を引退することになります。
これまで必死に部活を行ってきた反動で、生活リズムが変わり、だらだらと授業後の時間を過ごしてしまう恐れがあります。
そうならないために、部活と同じように放課後から夜まで学校に残り、しっかり集中して学習を行ったり、
あるいは自分の部屋で何時から何時までは受験勉強!といった明確な目標を持って集中して学習を行いましょう。
逆に1、2年生の皆さんは、先輩が引退しこれから部活動が慌ただしくなってくるかもしれません。
そんなときは、学習と部活のメリハリをしっかりとつけるようにしましょう。
大会間近になって毎日夜遅くまで練習があり、家に帰ったらすぐ寝てしまう…
そんなときは毎日の予習復習と暗記などを重点的に行い、残りの時間は身体を休めて、集中して授業に臨めるようにしましょう。
大会が終わり、基礎的な練習が増えてきたら、その分を取り戻すように苦手分野をつぶしたり、得意な科目の点数をさらに伸ばせるように幅広い学習に取り組みましょう。
このようなメリハリが、毎日の学習のモチベーションの向上や、テストの結果につながるのです。
2011年8月4日
福井県 全国学力テストが実施されます
東日本大震災の影響で文部科学省が実施を見送った全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、福井県教育委員会は先月、文科省の問題を使ったテストを9月27日に県内で一斉実施し独自に集計・分析すると発表しました。
テストは12月中旬までに県教育委員会や教員OBらが採点、集計、分析し、市町別、学校別、個人別のデータは市町教委に送付するとの事です。全国学力テストは、東日本大震災を受け文科省が3月、4月19日実施の当初予定を延期していました。
県教育委員会では「この4年間を通し、児童生徒の課題が見つかり学習が充実した。特に応用力を問うB問題が優れていることや、17市町教委が問題の配布を求めていることを踏まえ、実施を決めた」と発表しています。
例年福井県はこの全国学力テストで全国上位の成績を収めています。今回の実施決定についても、教育に対する意識の高さが伺えるニュースだと思います。
ただ、中学3年生においては12月中旬は受験勉強追い込みの時期です。その時期に結果・分析が出た所で意味があるのか、と実施時期について疑問視する声も出ているようです。
学力診断テストが実施される事自体は非常に有意義な事だと思います。確かに中学3年生にとってはやや遅い時期の結果返却と感じるかもしれませんが、受験生1人1人がこのテストを受験する意義を考え、結果を分析していく事に意味があると考えます。
皆さん、頑張ってください!