2011年1月19日
私立高校も無償化の方向へ
いよいよ2月10日から私立高校受験が始まりますね。
民主党政権になって、公立高校が無償化されましたが、年末に橋下府知事が、大阪は私立高校の授業料についても年収610万円未満の世帯については、無償化するという政策を打ち出し、100億以上の予算を計上すると発表していましたね。
親の経済状態にかかわらず、中学生が進学先を自由に選べるようにすることが狙いなので、年収610万円~800万円までの世帯についても授業料が10万円となります。これによって、無償だから公立高校へ集中するという全国で広がっている風潮は、大阪府においては無関係になり、高校選択の幅が広がることが予想されます。これは非常に良いことだと思います。
この政策で、公立高校は戦々恐々として、私立高校に負けじと説明会に訪れた受験生や保護者に学校の魅力をPRする学校も増えてきています。授業スタイルや学校生活に関して、今までは考えられなかった盛りだくさんのサービスには、私もビックリしました!
橋下府知事は、公私の競争がよりよい教育環境を作るという信念に基づいて、今回の政策を打ち出したようです。さらに、入学した生徒も取り合うことが出来るようにと、公立・私立を問わず、自由に転校できる制度を新たに作る方針も示しています。
学校間競争によって、大阪府の学力向上につながる「教育の質」が向上することをみんなで期待しましょう!