教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



大阪のみなさん、こんにちは!
今回は公立高校の入試制度についてお話したいと思います。
 
 
(1)学区制の撤廃
 
2014年の入試から公立高校の4つの学区制が撤廃され、
府内ならどこの学校でも受けられるようになりました。
2014年の志望者集計を見ても分かるように、
交通の便の良い都心部に志願者が集中する傾向にありました。
しかし制度が変更されてからまだ間もないので、今後の倍率変動の予測はつきにくいです。
 
 
(2)内申点の重要性
 
入試ではやはり、「内申点」が志望校選択や合格達成において重要になってきます。
みなさんは内申点の計算方法は知っていますか?
今の現状を把握するためにも、一度計算してみましょう。
 
配点は前期150点満点、後期350点満点ですが、前期と後期とでは計算方法が異なります。
 
【前期】
各10点(国・数・英) + 各10点(その他6教科) × 2倍
 = 30点 + 120点 = 150点満点
 
【後期】
各10点(国・数・英・理・社) × 3倍 + 各10点(その他4教科) × 5倍
 = 150点 + 200点 = 350点満点
 
また、後期では受験校によって、上記で算出した内申点が0.8倍・1倍・1.2倍されます。
0.8倍に換算される高校では学力検査の結果が重視されるため、
入試当日の学力検査で点数を取れば内申点が若干低くても挽回できる可能性があります。
 
(例)天王寺高校(旧第3学区)後期 内申点の出し方
内申点が0.8倍で換算されます。350点×0.8=280点満点
 
学校によって内申点重視なのか、当日の学力検査重視なのかは異なります。
自分の希望する高校がどの計算方法で行っているのかを確認しておきましょう。
 
 
(3)小論文の対策を
 
そして、前期入試の特徴として「小論文」あります。
みなさんは小論文を書いたことがありますか?
小論文は、作文とは違い、一つの意見に対して、具体的な例を挙げながら自分の意見の根拠を述べます。
作文と小論文の違いを意識しながら対策をしましょう。
 
小論文対策はほとんどの受験生が行うため、点数を落とさないようにしましょう。
 
 
トライは皆さんの志望の高校に行けるように全力でサポートしていきます。
何か困ったことがあれば教育プランナーに相談してください。

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