来週月曜日２１日に「金環日食」が見られます。

金環日食とは、太陽が月で隠される日食の中でも、

月の周りに太陽の光が観測されて、金の環のように見えるものです。

静岡県の学校では、登校時間を早めたり、反対に昼からの登校時間にしたりと、

貴重な日食を子どもたちが見られるように、学校側でも配慮がなされているようです。

滋賀県では、午前６時２０分頃から欠け始めて、７時半頃に日食がリング状になるのが

観測できるようです。金環日食が見える範囲は『金環日食帯』と呼ばれます。

滋賀県では上記の帯の、北の限界線が米原市近辺を通ると見られて、

この線より南で金環日食が観測できるとされています。

金環の状態は湖東だと約１分間、大津市近辺では約２分間観測できる場所もあるようです。

観察の仕方は、直接肉眼でみることは絶対にしてはいけません。

ピンホールなどで投影して影を観察するか、

日食専用グラス（サングラスはだめです）を使用して、観察を行いましょう。

次に日本で金環日食が観測できるのは、２０３０年です。

是非この機会に観察してみてください。

また、今回の高校入試や中学入試で出される可能性も高いです。

観察を行ったら、参考書などを使って日食の仕組みについて改めて調べておきましょう。