2012年5月12日
島根県 中学受験案内
今回のテーマは『中学受験』です。
島根県内には入学試験を課す中学校が4校あります。
そのうち私立の3校(開星中、松徳中、北陵中)は中高一貫の6年生ですが、
国立の島根大学附属中学校は3年制で、高校は外部の学校を受験することになります。
この4校を受験するメリットとデメリットについて見ていきましょう。
◎島根大学附属中学校◎
◇メリット
・市内、市外を問わず周辺の学校から優秀な生徒が集まるため、
高いレベルの中で質の高い指導を受けることが出来る。
・中学からの入学の場合、中学受験に向けての学習を通して
小学校内容をきちんと復習することが出来る。
・同レベルの目標を持った友人を得られる。
◆デメリット
・3年制のため高校受験が必要となるが、学校の授業内容がしばしば公立高校の
受験レベルを超えているため、単純に受験に向けてと考えると若干の無駄がある。
・公立の中学に比べ通学距離が長くなる場合が多く、生徒の負担が大きくなる。
◎開星、松徳、北陵中学校◎
◇メリット
・大学受験に向けて6年間しっかりとしたカリキュラムの下で勉強できる。
・内申書や高校受験にわずらわされずに勉強に取り組むことが出来る。
◆デメリット
・成績上位と下位の者の差が大きくなりがちである。基本的に大学受験を最終目標に
授業が展開されるので、ついていけなくなった時に対策が難しい。
・3年時に外部の高校を受験しようとするとき、受験情報の入手や受験対策が困難になってしまう。
以上のように、中学受験にはメリットとデメリットがありますので、
受験を考えておられる方は両方を良く考えた上で結論を出すようにしましょう。
トライでは中学受験対策の特別カリキュラムを用意させて頂いております。
中学受験対策を何にしようか考えておられる方は一度ご相談下さい。