教育プランナーブログ

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皆さんこんにちは。

今回のブログテーマは、日本で5月21日に観測される『金環日食を見よう』です。

 

皆さんは日食がどのような現象であるか知っていますか?

日食とは、太陽・月・地球(観測点)が一直線上に並び、

地球上から見ると太陽が月の影に入って隠れてしまう現象のことを言います。

 

この中で特に、

月の直径が太陽の直径を上回り、

完全に太陽全体が月の影に入る現象を「皆既日食」と言い、

逆に、

太陽の直径がほんの僅か月の直径を上回り、

太陽の光が光輪状に見える現象を「金環日食」と言います。

 

今回日本で観測されるのは後者の「金環日食」の方になります。

 

この度の日食は21日の早朝に日本全体で観測されます。

「金環日食」として観測できるのは、

九州南部・四国・紀伊半島から本州の関東付近にかけての地域だけですが、

島根県でも約80~90%程度欠けて見える「部分日食」が観測されますので、

皆さんも月曜の朝は早起きして観測してみてはいかがでしょうか。

 

ただし、日食を観測する際、裸眼で直視しないように気をつけて下さい。

場合によっては網膜に障害をきたし、視力が低下してしまうことも有りますので、

観測の際にはフィルターを通して見る等、安全に観測するようにして下さい

   

さて、ここで今回の「金環日食」ですが、

次回は約30年後の2030年まで日本では観測されないこともあり、

来年3月の高校入試に出題される可能性が非常に高いと言えるでしょう。

ですので、日食の起こる原因などを調べておくと良いでしょう。

 

下に幾つか良く聞かれる質問について記しておきますので、興味のある方は見ておいてください。

「なぜ日食は頻繁に起こらないのか?」 

天球上で見た太陽の通り道(横道)と月の通り道(白道)がずれていて、

日食が実際に観測されるのは、太陽と月がその交点付近にあるときに限られるからです。

本当は、日食自体は地球全体で見れば年に数回は起こっている現象なのですが、

一地域に限定すると非常に珍しい現象であるのです。

「皆既日食と金環日食のような違いがなぜ起こるのか」

この2つの日食の違いは、太陽と月の直径の違いで起こります。

しかし、実際に太陽や月が大きくなったり小さくなったりしているわけではありません。

地球の公転軌道と月の公転軌道は共に楕円であるため、

地球との距離によって、大きく見えたり小さく見えたりしているのです。

 

他にも沢山お話したい事はありますが、

まずは今回の日食を観察して、自分で疑問に思ったことを調べてみるのも大切です。

机に座って教科書を読むだけではなく、

実際に体験したことから生じた疑問を、自ら調べて解決するというのは、

これからの受験勉強において大きな糧となると思います。今回は、その良き機会でもあります。

 

受験生の皆さんに限らず、より多くの方が今回の日食を通して、

多くを学びとり、新たな発見や深い理解を得られると良いな、と思っています。

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