2012年10月23日
島根県 高校入試 数学シリーズ
受験本番が、近づいてきています。
これからの一日一日は非常に重要な意味をもってきます。
受験勉強と学校の勉強を並行して進めていく難しさもあります。
今回は、この時期の勉強を上手に進めていく方法についてお話したいと思います。
二学期の数学は、学校によって進度の差はあると思いますが、二次関数からスタートしたと思います。
この内容をより深く理解できるように、一二年の関数の復習を行いましょう。
教科書の例題のパターンも、二年の一次関数と同じものが多いので、
二年生の教科書で復習をしていくと良いでしょう。
二次関数も中盤以降は一次関数との絡みの問題が増えてきます。
復習にあまり時間を割けない場合でも、最低限の一次関数(直線)の復習を行えるようにしましょう。
二次関数が終わると次は図形に入ります。
三年の図形は、まず図形の相似から始まります。
二年の図形の合同と同じく、証明問題が中心となってきます。
証明の手順や利用する定理などは、合同の証明とほぼ同じなので、
これらを中心に日々復習しておきましょう。
また、図形問題の克服には、一度解いて理解できた問題を繰り返し解くことが大切です。
授業の復習もしっかりとしておきましょう。
このように数学は、他教科も少なからずそうですが、
新出事項だけを勉強しても思うように結果につながっていきません。
多少面倒に感じるかもしれませんが、過去の復習をしっかりとして臨むのが最も効率的です。
二学期の過ごし方で受験の全てが決まるといっても過言ではありません。
この機会に学習の取り組み方を見直し、受験に向けてよりよい学習ができるようにしましょう。