2013年5月13日
島根県 中学受験情報
今回のテーマは「中学受験」です。
島根県内で受験の必要な中学は以下の4校になります。
(松江市)島根大学附属中学校、開星中学校、松徳学院中学
(出雲市)出雲北陵中学校
この内、開星、松徳、北陵の三校は中高一貫校、島大附属中学校は高等部が併設されておりません。
どのような目的を持つ生徒さんが中学受験を経て、上記4校に入学するのかについて考えてみたいと思います。
◎島根大学附属中学校を受験する方
高校進学について、より高い意識を持った方が多くいます。
中学3年間を一段高いレベルの中で過ごし、高校で県外の有名進学校の受験を考えている生徒さんや、
県内進学校に上位での合格を目指す生徒さんが受験します。
4校の中で最も偏差値が高く、競争率も2倍前後となっています。
レベルの高い生徒が集まる中で、2倍という倍率は決して低いとは言えません。
◎開星・松徳・北陵を受験する方
中高一貫校のため、入学と同時に大学受験に向けた6年間のカリキュラムがスタートします。
そのため、志望する生徒のほとんどは、6年後の大学進学を目標としています。
中高6年分のカリキュラムを約5年で消化するため、授業進度が速いのが特徴です。
また、高等部への進学は内部進学が中心となるため、
外部を受験する場合の受験対策は、自学や塾・家庭教師を利用して進めていくことになります。
以上のように、中学受験はその目的に合わせた学校選びから始まると言えます。
まず、生徒と保護者の間でしっかりと話し合い、両者合意のもとで受験に臨むようにしましょう。
生徒の望まない受験の場合、受験勉強に身が入らなかったり、仮に合格しても、
入学後の授業に意欲的に取り組めない、などの問題が発生したりします。
中学受験をするかどうかは、
まず生徒の話を良く聞き、目的に向かうのに最善かどうかを判断することが大切です。