2013年10月9日
島根県 大学入試傾向と対策 国語
今回はセンター国語についてお話します。
センター国語は「評論文」「小説」「古文」「漢文」の4題で構成されています。
昨年は評論文が難しく平均点が107点と大幅に下がりました、
例年の平均点は110〜120点となっています。
センター試験は毎年同様の形式で出題されるため、
一番のセンター試験対策は『過去問の演習』ということになります。
演習の際には、時間配分や解く順番にも注意し、自分が最も点数することのできる組み合わせを見つけましょう。
さて、これから本番までの準備についてですが、これは現在の状況によって変わってきます。
現在安定して平均点以上を得点できている人は、上記のように過去問に専念するのが良いでしょう。
一方、点数が平均点に届かない人や、得点が安定せず、良い時と悪い時で20~30点差があるという人は
過去問以外の対策も必要となります。
後者の方におススメの対策を現代文と古典に分けてご紹介します。
「現代文」
点を取れない(安定しない)原因は、選択肢の絞り込みにあります。
多くの方は問題の見直しをしたときに、2つ(3つ)に絞った選択肢の中に
正解の選択肢を見つけることができるのではないでしょうか?
この2択(3択)から正解を取り出せるようになれば、現代文の得点は飛躍的に向上・安定していきます。
これには「センター試験のテクニック本」を活用するのが良いでしょう。
書店には、こういった本が複数売られています。
このうちの1冊を選んで読み、その後、「演習→解答を良く読む」を繰り返しましょう。
最初の内は、「テクニック本」を読み返しながら演習をして、少しずつ自分のスタイルとして確立していきましょう。
「古典」
古文は「単語・文法」、漢文は「句法・訓読法」といった基本事項をおさえてから演習するのが良いでしょう。
古典は「見るのも嫌!」という人が多いですが、基本をしっかり押さえていけば、
そんなに難しくはないことが分かると思います。
また、有名なものは現代語訳されたものを読んで、その時代の常識を理解しておくと、より読みやすくなります。
是非実践してみて下さい。
以上が国語のセンター試験対策になります。
「国語は毎回点数が読めない」と思っているあなた、是非トライしてみて下さい。