2013年10月15日
島根県 大学入試傾向と対策 理科
今回は理科の対策についてお話します。
多くの生徒さんはセンター物理・化学・生物を選択されると思います。
主要3科目の対策についてお話します。
≪化学≫
例年大問で4題が出題されています。
内訳は、理論2題、無機(理論含む)1題、有機1題となっており、
来年度も同形式での出題が予想されます。
◎対策ポイント◎
・幅広い範囲で出題されるので、苦手分野を作らないように。
・化学反応式はイメージを定着させながら覚える。
・問題演習を積み重ねることで、基礎知識を定着させていく。
≪物理≫
化学同様、例年大問4題が出題されています。
内訳は、小問集合1題、電磁気分野1題、波動分野1題、熱・力学分野1題となっており、
来年度も同様であると予想されます。
◎対策ポイント◎
・電磁気分野の回路図を自分で描くことで、より理解を深める。
・波動分野は波・音・光の順で学習し、共通する性質などを確認しましょう。
・物理の公式は、「覚える」から「使える」ようにするため、公式の「意味を理解する」こと。
≪生物≫
例年大問で5題が出題されています。内訳は細胞、生殖と発生、遺伝、環境と動物の反応、
環境と植物の反応が各1題ずつで、来年度も同様であると思われます。
対策は以下を参考にして下さい。
◎対策のポイント◎
・教科書または参考書を読み、基礎知識を習得する。
・基礎演習→応用問題に取り組み、解けなかった問題は解答や教科書で確認し、
反復演習に取り組む。
・「遺伝」分野は、まずメンデルの法則をしっかりと理解し、
その例外となる種々の遺伝をきちんと分類し、演習する。
上記はごく当たり前のことですが、模試で得点できない原因のほとんどは、
「基礎知識の曖昧さ」にあります。
演習等で間違った問題を基本に戻って見直しながら勉強を進めましょう。