2011年7月24日
栃木県 中学生向け数学の学習法
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
お家でお勉強するのもいいですが、たまには図書館などに行って環境を変えてみると学習がはかどります。涼しいですし、テレビや漫画、ベッドなどの誘惑するものがないので、集中力が高まります。
今回は数学の勉強法をご紹介します(中学生向け)。
数学は下地となる基礎がしっかりしていないと問題を解き点数を獲得することができない科目です。今回紹介するSTEP1から段階を踏んで学習しましょう。
STEP1 正確な計算力を身につけよう。
はじめは教科書の問題から取り組み、確実に計算ができるようにしましょう。教科書問題が完璧になったら、問題集で似た問題を何度も解きましょう。
STEP2 公式や定理を活用する力を身につけよう。
公式や定理を完全に覚えるまで、次の単元に進まないことがポイントです。ふとした瞬間にも思い出せるくらいまで何度も音読して覚えましょう。学校で友達と公式を出題し合うのもいいでしょう。音声で覚えると頭に残りやすく忘れにくいです。
STEP3 解法のポイントを知ろう。
問題を解いていくうちに、わからない問題が出てきます。わからないまま15分以上手つかずで悩むようであれば、問題にチェックを入れ、赤ペンで解法を書き写してしまうのが賢明です。一つの問題に時間を費やしすぎるのは効率が悪いので、解法のポイントとなるところをまとめ、2~3日後にもう一度解いてみるとよいでしょう。
STEP4 演習問題をこなしましょう。
数学は解いた問題の数だけ点数に反映されます。演習問題をたくさんこなして、似たような問題が出たときに瞬時に解法がわかるようにしましょう。また、「毎日必ず○問以上解く」といった目標を立て、毎日計画的に学習することで、夏休み明けの数学の点数が飛躍的にアップします。
STEP5 スピードをつけましょう。
最終的にはテストで点数を取ることが大事になってきます。時間内に問題を解けるように、文章を正確に早く読解し早く計算できるようにすることが目標です。早とちりしないように、文章中の単位に丸をつけたり数字には下線を引いたりして立式するのがポイントです。
夏休みは授業で遅れていた部分を取り戻せる重要な期間です。「毎日○時から○時は必ず学習する」というふうに、毎日コツコツ積み重ねていけば、夏休みが終わった時の自信につながります。夏休みを有効に使って、遊びと学習のバランスをきちんと取れるようにしましょう。