2011年9月5日
栃木県 英語の勉強方法 『 一字の師 』
「Mayor !!」
昔の映画 『 バック・トゥ・ザ・フューチャー(1) 』 の中で、主人公が過去にさかのぼって、
カフェでアルバイトをしている過去の市長を見てこう叫ぶシーンがあります。
この映画(ビデオ)を字幕版で見ていた仲間の中学生の一人が、急に立ち上がり、
「今、市長って言ったよな。メイヤーって言ったんだよな。すごい!」と叫びだし 映画そっちのけでずっと騒いでいました。
どうやら彼は、画面の中の主人公が話した瞬間に 、英単語を 字幕を見ずに理解をした という事にいたく感動し(といよりも驚き)、その瞬間から英語に大きな興味を示して行きます、そして、このように言葉は理解出来るんだ、と 日々英語の面白さを語るようになっていきました。それから数年後、その仲間は英語の面白さを伝える為、学校の教師になりました。
人が 学んだものをハッと理解する瞬間。ただの暗記やうろ覚えではなく、本当に理解したと確信する時、それは様々な形で訪れます。 スポーツで出来なかった技が急に出来るようになった時 など、実際に自分自身で体得・取得する事は多いのですが、他の誰かから言われた一言によって、ほんの一瞬で(たとえそれが同じ言葉で何度も言われていようとも)急に目覚める時はあります。
本来の「一字の師」の意とは若干異なる事なのですが、ほんの些細なアドバイス、またきっかけで、急に発達・成長するという事は多いものです。学校の教師や家庭で常に言われている内容も、私たちトライの家庭教師の指導やアドバイスで “ハッ”と気が付き理解したという経験がある生徒さんも多くいます。
日々、漫然とした勉強で、やってはいる、努力はしている、が結果には表れない。それでも、積み重ねて蓄積した知識は、必ずある一瞬で大きく爆発し成長します。
そのきっかけは、ほんの些細な一言かもしれません。それがいつ、どんな形で あなたに訪れるのか。
そのきっかけとなる「一字の師」に私たちトライの家庭教師がなっている事を、もっと多くの生徒さんに感じて理解してもらいたい と「一時的な師」にあたる家庭教師は今日も考えるのです。