2012年5月9日
栃木県 ノートの取り方を変えてみよう
今回は、ノートのとり方・使い方についてです。
新学期もひと月が過ぎ、新学年での勉強も本格的になってきているはずです。
そして、まもなく第一回目の定期テストが近づいてきています。
小学校はともかく、中学生以降の定期テストに関しては、
授業のノートをいかにまとめているかは、非常に重要な要素になります。
定期テストでは、それぞれの科目で習う「単元」の内容のみではなく、
担当教師が授業中に述べる、テストの方向性や指針も重要です。
ですから、過去の授業の分析を行う上でも、授業の記録としてノートは重要アイテムです。
きちんと記録したノートと教科書、ワーク、プリント。これが揃えば定期テストは怖くありません。
テスト対策は事前のノート作りで決まると言っても過言ではありません。
しっかりと見直して、かつ、計画をもって定期テストに臨みましょう。
では、正しい「ノートの取り方」「使い方」とはどのようなものでしょう?
これは生徒さんごとでニュアンスが異なります。
その生徒さんにあった勉強法があるように、ノートの取り方に関しても様々です。
「きちんと綺麗なノート」派には、ひとつのことをきちんと行う几帳面な生徒さんが多く
参考書以上のノート作りを行います。ノートを作るために何度も繰り返して見返すので、
理解度の向上と達成感がポイントとして挙げられます。
またその反対、「どんどん書き込みメモ記録型ノート」派には、
馬力で勝負するような、ガンガン行くタイプが多いです。
一見、見た目が悪いノート(=適当に書いているのではなく見た目に限った話)ですが、
必要な要素を抜き出して、しっかりまとめることに専念しています。
細かい情報については、教科書や参考書などを複合的に利用することで
ノート作りのスピードと勉強の幅を広げることができます。
他にもいろいろなノートの取り方があり、かつ、科目ごとにノートの利用方法は異なるため、
一概にどれがいいとは言えません。科目においては数種類のノートを使い分ける人もいます。
勉強の科目が変わるように、ノートの内容、取り方、使い方も教科や単元で変わってきます。
自分のノートの「型」にこだわった挙句、勉強自体が進まなくなるようでは本末転倒です。
必要な内容をしっかりと理解するため、勉強方法としてのノートの取り方も
色々と工夫をしてみることが重要です。