教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



 
計算・図形と進んだ高校入試・数学シリーズの3回目は、
 方程式・関数等々をまとめて「文章題」の回といたします。
 
『数学の中で苦手な項目は?』との質問に、『文章題』と答える生徒さんは多いです。
基本的に、単純な計算式ではなく問題の中に文章があると言うだけで毛嫌いしている生徒さんは
多いのですが、栃木の公立入試においては、中身を知って臨めば「文章題恐れるに足らず」です。
 
 
① 数式を文字で表現したもの、単純に組み合わせるだけで即計算式が組みあがる問題
※ 入試・実力テストの大問1~2
複雑なひねりはなく、教科書の例題通りの基本に沿った問題の為、
恐れずにじっくり読んで対応すれば、回答はたやすいはずです。
 
②各単元の特徴を中心とした問題
※ 入試・実力テストの大問3~5(3が方程式、4が図形、5が関数)
3の方程式は、1~2年生の基本問題が主体になりますので、良く文章を読んで対応しましょう。 
とはいえ、ここでいっぱいいっぱいになる方もいると思います。
文章題は時間がかかる・めんどくさいと言う事で、1・2問だけ取り組むという勉強をする方が多いです。
そんな方は、あえて文章題だけをやってみる日を数日つくり、集中して取り組んでみてください。
(1~2年の方程式の応用部分)
そうすれば、文章題の面白い法則に気がつくはずです。
 
方程式の文章題の種類には、実はそんなにパターンが無いのです。
このことがピンとこない方は、改めてトライにお問合せください。
教育プランナーと教師がしっかりお応えいたします。
 
図形・関数も同様ですが、多少複雑な出題傾向が入試ではみられます。
たとえば、大問内の前半部は基礎でも、最終は組み合わせ複合問題になっている等の問題です。
それでも、複雑な複合問題ではなく、その単元(関数だけ)で終始する内容が多い為、
勉強はしやすいはずです。
 
苦手な問題、解けなかった問題、理解できなった問題は、後々見返す事が出来るように
リストアップし、当然ながら必ず答え合わせをし、しばらくたってから改めて解けるかどうか
再確認するようにしてみましょう。
 
③複合問題
※ 入試・実力テストの大問6
この問題は難敵です。前述の3~5のように単元として独立しておらず、いくつかのジャンルを
かぶせた問題になっています。場合の数(確率)方程式・関数、又は図形とのコラボ問題
というパターンが多く出ています。
ですが、自分の得意なジャンルが中心に出題される事もあるかもしれません。
問題を見ずに捨てることはせずに、必ずどんな内容なのか確認し、
優先順位を計って対応して下さい。
 
 
数学の文章題の多くは、数字と言葉の組み合わせや書き表現の違いだけで、
よく見るとパターンが決まっています。
 
事前の演習と、解法の確認で苦手に思っていた「文章題」が実は思ったよりも簡単に解けた
と言う事は多々あります。
 
ただし、『見たことある・やったことあるけど、どうやるんだっけ…』とならないように、
一度やった問題の式の立て方、解法の導き方は、皆さんが持っている各問題集を
「繰り返す事」で身につけていきましょう。
 
数学の問題集は最後までやったから即新品購入ではなく、
最後まで行って、もう一度やって、さらにもう一度やってみて、と、3回以上繰り返して、
「問題の解き方」をマスターするようにしてください。
そうすれば、ほとんどの問題は「みた事がある!やったことがある!」と自信を持って
解けるようになるはずです。
 
上記の説明でもやはり苦手、対策をしっかり行う必要があると思った方は、
すぐトライに連絡を!この秋の夜長にしっかりと『文章題』の対策を行い、
年末前の三者面談・進路相談で自分の志望校に向け「数学はばっちり!」と言えるようになりましょう。

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