教育プランナーブログ

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栃木県の公立高校の推薦入試が変わります。
情報の早い生徒さん、又は弟や妹さんのいる生徒さんには既に伝わっていると思います。
 
『栃木県の公立高校の推薦入試は平成26年度から変わります。』
つまり、今年の中学3年生での推薦は『変わりません』
昨年度までの内容と大きな変化はありません。(黒磯南の様に学校が変わる場合は別です)
 
以下の記事は、本年度平成25年度向けのものです。
平成26年度に関しての詳細は、記載からはずしています。
詳細については既に宇都宮校で整えておりますので、
現在の中2の生徒さんに関しては、宇都宮校までお問合せください。
 
 
改めて、平成25年度の推薦入試対策のポイントです。
 
現状の推薦入試は、自分からの推薦(自己推薦)ではなく、各中学校からの応募が基本になります。
したがって、推薦が取れるかどうかは、『学校の対応』にかかっています。
 
 
推薦における要素は3点。 ①『内申点』 ②『作文・小論文』 ③『面接』
 
 
① 内申点
これに関しては、「今」からどうなる物ではありません。
中学1年生から今までの「通信簿」ベースの評価を点数化して、中学校から高校に渡される書類です。
 
この秋からなんとかできるか?に関しての回答は…
『3学期制』の学校における3年生の内申へは、『2学期 期末テスト』の点数が
評価の最終考査範囲になりますので、しっかりと対策を行ってください。
 
『前期後期(2学期制)』に関しては、3年生は『前期』の評価を持って、3年次評価として
高校に提出する中学も多い為、以降の②・③での挽回を目指しましょう。
 
 
② 作文・小論文
推薦入試における、学力試験入試との大きな違いは『学力テスト』が無い点です。
しかし、県内の公立高校は、「栃農」以外の全ての推薦を行う高校で、
『作文又は小論文』の記述試験があります。
 
出題内容、文字数、時間は各学校による違いがある上、国語の入試で出題される「作文」と比べて、
文字数も多く、より濃い内容の文章が求められます(300~800字)
当然時間の制限もある為、推薦枠が取れたと中学校から事前の話があったとしても、
この『作文・小論文対策』は勉強として必要です。
トライの短期講習も可能ですので、必ず行う様にしてください。
 
 
③ 面接
ある意味、一番「慣れ」の少ない試験です。面接も、学校によって『個人面接・集団面接』の違い
あります。どの学校を受験するかで、どの形式の面接になるかは解ります。
それぞれの対応は各中学校でも行うと思いますが、
緊張せずに落ち着いた対応で「自分の思い」をきちんと言葉にできれば大丈夫です。
 
緊張対策はメンタル的な要素の為、ここでは実戦的な「集団面接」のコツをお伝えします。
 
・ 『周りに流されない事』
「前の人がこうしたから自分もやってみた」では、『間違いをコピーしてしまう』可能性があります。
入室順・着席順・発言順は面接内で必ず変動させるはずです。
「右ニナラエ」な対応は、あなたの個性を埋没させてしまいます。
 
・ 『自分の考えをきちんと述べる』
先ほど同様、集団面接での発言では、前に話しをした人の回答・意見に流されてしまう場合が
多くあります。他人の考え、答え方に惑わされず、『自分の思い』を相手にきちんと伝えましょう。
面接は、相手に自分を理解してもらう場です。
 
 
公立の推薦は2月。
内々での話は既に出ているとして、全員が推薦で合格できるわけではありません。
もしもの時は、『学力試験』での受験も必要でしょう。
 
また、推薦で合格したとしても、母校の代表としてその高校に進学するわけですので、
入学後に勉強が出来ない様では後輩に迷惑をかけてしまいます。
基礎学力の向上は必須です。つまり、推薦でも『勉強は必要』なのです。
 
秋以降の中3の勉強は、高校での勉強の基礎となる単元が多くある為、
現状に満足せずに、「推薦だからこそ、より勉強を行う姿勢が必要!」と意識してください。

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