2014年3月14日
栃木県 来年度の高校受験生に向けて
3/6の高校入試が終わり、合格発表があり、各中学校では卒業式が行われ、
受験生の皆さんの今後の進路が固まったころと思います。
結果は人それぞれですが、受験生の皆さんまずは本当にお疲れ様でした。
今回は、今回の高校受験を受けて、来年受験する現中2生の生徒さんに向けて
高校受験の注意点について書きます。
① 特色選抜
今年度から導入された『特色選抜』に関しては、各中学校で考え方の差が大きかったように思われます。
「落ちてもいいからとりあえず受けてみろ」「受けて落ちたら、本番に響くから受けるな」
「面接準備する事で勉強の時間が減るから意味がない」「中学校側が選んだ人しか受けない方がいい」
全て今年の3年生の進路相談時に学校から聞かれたアドバイスです。
人によっての対応違いはあると思いますが、各学校で特色選抜の考え方が大きく異なりました。
受ければよかったと思って3/6の試験に臨んだ生徒も少なくはありません。
しかし、「面接」「作文」という、普段の勉強とは違う内容での試験の為、
学内成績トップの生徒が落ちて、成績の低い子が同じ高校に受かるといったことも起こり
トップの子は受験本番前にかなり落ち込んでいた様子も聞こえてきました。
次年度は特色選抜2回目になる為、高校側も落ち着いて対応してくれるでしょうし、
何より今年の人数・倍率を見て各中学校での方針も大きく変わる事と思います。
今年も「特色選抜」は大きく動くと思いますので、正しい情報を基に、昨年の話や、
あいまいな噂話等に騙されないようにしてください。
入試の勉強に必要なものは「中学の総復習」であり基礎の確立であります。
この受験勉強は必ず高校生活でも役に立ちます。
仮に特色選抜で合格したとしても、高校に入ったら高校の勉強をする事になります。
必ず、中学校の総復習は行いましょう。
② 試験準備
次年度の入試は既に「3月5日」に決まっており、
もう360日を切っています(私立なら300日を切っています)。
勉強の準備だけでなく、自分自身の将来の準備も遅れる事になります。
勉強は当然として、『進路』に関しては、多角的に見極め、まだ先とは思わずに
知識・情報を増やしていきましょう。
入試勉強の範囲は、皆さんが中学に入った時から大まかに決まっているのです。
それは、『中学校で習う範囲』です。
誰もが様子見をしている今の時期から一足早くぬきんでて、誰よりも早い受験スタートを切り、
トライと共にこの春から計画的な学習を実践して、志望校への切符を手にしましょう!