教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



日光東照宮から、源平ゆかりの県北の各所、
飛鳥時代、聖徳太子の頃に建立された下野「薬師寺」、
日本の近代化・公害意識の根底となる「足尾銅山」、
世界に名をはせるた坂東のアカデミーたる「足利学校」等など、
 
栃木県には歴史上で大きな役割を果たした出来事や名所が数多く存在します。
 
栃木県で起きた歴史的な物事もいくつも取り上げられますが、
今回は今から400年ほど前の『7月25日』に小山市で起こった出来事についてです。
 
日本史上最大の戦いといわれる「関ヶ原の戦い」の前舞台として、
必ずと言っていいほど映画・小説・ドラマに登場する『小山評定』と呼ばれる会議は皆さんご存じでしょうか?
 
家康公と言えば、日光のイメージですが、家康公はじめとする「東軍」
関ヶ原での運命を切り開く根底となった西軍情報の到着から、
その対応と内部の駆け引き、そして出陣に向かう会議のやり取りが、
実は県南「小山市」で行われていたのです。
 
小山市民には周知の事実ですが、日本の名だたる武将たちが一堂に会し、
日本のターニングポイントともいえる「関ヶ原の戦い」の決断に至った場所が「栃木県」にあるのです。
 
また、家康公の北上は「上杉家」との戦いの為でもありました。
それに備えた布陣を栃木県各所で整えており、その記録は小山以外の各所に残っております。
もちろん、家康公が「小山」で陣を敷いた理由、それ以降の宿場・歴史的土地としての
「小山」のあり方も、この「小山評定」を知る事で色々と深まってまいります。
 
「関ヶ原の戦い」を知らない日本人は少ないと思いますが、
栃木県民としては、歴史的な大事件に、「小山」と言う土地が果たした役目があった事を
理解しておいてほしいと思います。
 
 
この夏に小山評定について調べてくれとは言いませんが、
栃木の各地には、調べれば調べるほど面白い地元に伝わる歴史が存在します。
 
日本の歴史の基礎を知った方ならば、きっと自身の地域の歴史的内容を調べる事は、
地域の成り立ちを知ることにもつながりますし、
身近でありながらとても深い夏の自由研究やレポートを作る事が出来ると思います。
 
インターネットだけの情報ではなく、身近なものに触れる事、聞くことを中心に
地元に縁ある出来事や情報を、この夏に調べてみてはいかがでしょうか?

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