2011年5月12日
福井県 中学数学 復習の仕方
学校での授業の後、絶対に欠かせないのが家庭での復習です。
中学生の皆さんは、どのようなやり方で数学の復習をしていますか?
まず、授業で習ったことをさっと見返し、例題や初級問題を丁寧に解きながら、基礎をしっかりと理解しましょう。
授業ではわかったつもりでも、家に帰って見直してみると、意外と解けないことがあります。簡単な問題をゆっくり解き、疑問に思ったことを着実に解決し、苦手を残さないようにすることが重要です。
この際、簡単な問題でも、面倒くさがらずに、自分の手でしっかりノートに記入しながら、解いていきましょう。
解法にただ目を通すだけでなく、自分の手を使うことで、脳が活性化し、記憶が定着しやすくなるのです。
初級問題で基礎をしっかり理解することができたら、次は標準問題に取り組みましょう。
標準問題の取り組みで重要なのは、「量をこなすこと」です。
難関高校に合格したある男子生徒は、数学の学習方法として「標準問題をたくさんこなして、解法を暗記する」ことを挙げています。
彼は普段はひたすら標準問題をこなし、余裕があったときにだけ、難関問題に取り組んでいたそうです。
難関問題であっても、解法の基本は標準問題で用いられているものと同じです。
標準問題の数をこなし、解法のパターンを理解すること!
それが、難関問題を解くための、もっとも効率的な方法なのです。