2011年11月12日
福井県 大学受験:社会(現代社会・倫理・政治経済)
福井県大学受験シリーズ、最後は現代社会・倫理・政治経済についてお届けします。
<現代社会>
現代社会は、大きく分けると以下の4つの分野に分けられます。
①環境問題・資源・エネルギー問題 ②政治分野 ③経済分野 ④国際分野
年度によってやや偏る事もありますが、概ねこの4つの分野からまんべんなく出題されています。従って、各分野を幅広く学習しておく必要があります。
対策としては、第一に教科書を読み進めて下さい。資料読み取りの問題も出題されますので、教科書に掲載されている図やグラフ等は目を通しておく必要があります。教科書を一通り学習したら、過去問等を利用し演習問題に取り組み知識を定着させて下さい。
また、時事問題は例年出題されています。ここ1,2年の間に起こった大きな出来事はチェックし、関連する事項は教科書で確認するようにして下さい。
<倫理>
全分野からまんべんなく出題されており、幅広い学習が必要です。
問題の傾向としては、単に知識を問う問題ではなく、思考力・読解力を試す問題が出題されています。
用語の丸暗記だけでは対応できませんので、教科書に書かれている内容を理解する所まで掘り下げた学習を行なって下さい。教科書をある程度学習し終えたら、模試や過去問演習を繰り返し行ない、正解までのプロセスを確認していきましょう。この演習を繰り返しを行なう事で、正答のポイントを掴む力がつきます。
<政治経済>
全分野からまんべんなく出題されており、幅広く対策を取る必要があります。
また、政治と経済の融合問題の様に、複数の分野の融合問題が出題される事もあります。
暗記すべき事項は、地理や歴史と比べると少ないですが、その分細かい内容の理解が必要です。
特に、経済の分野については、用語の丸暗記では解答できない問題が多くあります。丸暗記をするのではなく、教科書を熟読し、それがどういう事なのか、なぜそうなるかを常に考えながら学習を進めるようにして下さい。
また、センター試験においては同じ事項が繰り返し出題される傾向があります。数年分の過去問演習を必ず行ない、繰り返し出題されている事項は必ず押さえておくようにして下さい。