教育プランナーブログ

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近頃急に寒くなってきましたが、みなさん体調の方は大丈夫でしょうか。

一生を決めると言っても過言ではない、高校受験。

来たる大事な日のために、一日、一時間、一秒を、

しっかり体調管理をしつつ、価値ある時間にしてください。

 

さて、今回は高校受験対策シリーズの一環として

福井工大附属福井高校の、【社会】の傾向と対策をお送りします。

 

 

はじめに

 

福井高校の社会は、主に「地理」「日本史」「現代社会」で構成されています。

断言します。世界史はほとんど出題されません。

 

23年度から25年度までの3年間の過去問をふりかえると、

その中で世界史分野の問題はたったひとつしか出されていません。

福井高校を併願・本命に考えているみなさん、上の3分野に絞って勉強を進めてください。

 

 

地理

 

地理分野では、

 

①    基礎的な知識問題

②    地図やグラフから読み解く問題

③    地図やグラフに関する計算問題

 

が主に出題されます。問題数の比率は、①→③の順で低くなります。

いずれも、基礎的な地理の知識があれば必ず解ける問題です。

油断せず、しっかりと復習をしておきましょう。

 

 

日本史

 

日本史分野では、様々な年代から出題されます。過去3年間の問題をみてみると、

縄文時代から江戸時代まで様々です。

ただ、やはり問題には傾向があります。

 

歴史を勉強する上で、点と線を意識しろと言われたことがある生徒さんも多いでしょうが、

福井高校はまさに点を重点的に出題しています。

つまり、歴史の流れではなく、各時代の細かい知識を問う問題が多くみられます。

 

その比率は、

点の問題:線の問題 

7:3(25年度)、10:4(24年度)、9:4

と一目瞭然で点の問題比率が高いです。

 

勉強するにあたっては、各時代のポイントとなる知識を丁寧におさえることをメインに、

年表を使った歴史の流れを頭に入れていくことをオススメします。

 

 

現代社会

 

現代社会では、

 

①基礎的な知識問題

②グラフの計算問題

 

が重点的に出題される傾向にあります。比率は①②の順で低くなります。

ここで注意したいのが、地理分野や日本史分野と違って、知識を問う問題が圧倒的に多いことです。

特に、教科書の重要な個所の例文を暗記しているかどうかを問われます。

 

 

まとめ

 

3分野ともに、細かい知識を問う問題が多く出題されます。

しかし、マニアックなものではなく、いずれも教科書で黒字になっているような重要な箇所です。

つまり、基礎的な社会の知識がちゃんと身に付いているかが問われます。

 

 

さて、福井高校の偏差値を見てみましょう。(トライ教育情報センター調べ)

 

特別進学コース…53   進学Ⅰ類コース…48   進学Ⅱ類コース…41

 

この偏差値を突破する為に、社会は生徒さんの心強い味方となるでしょう。

やればやるほど点数が上がる教科、それが社会です。

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