2018年7月30日
福井県 身近な歴史から
みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライ福井校です。
7月ももう終わりますね。
夏もどんどん過ぎていきます。
みなさん、夏らしいことはされていますか?
先週の土日にはいろいろなところでお祭りが開かれていたみたいですね。
ただ、台風の影響で中止になってしまったお祭りもあったようで…
残念ですが先日の豪雨もありましたし、予め警戒しておくのは大切なことでもありますね。
8月には福井県内でもたくさんのお祭り・花火大会が予定されています。
まず、『福井フェニックスまつり』です。
こちらは今年で65回目を迎える、歴史のあるお祭りです。
このお祭りの起源をみなさんはご存知ですか?
福井市は1945年7月19日、福井市は大空襲にあい、2万6千戸、1600人という多くの人が亡くなりました。
福井大空襲です。
その復興のため頑張っている中、1948年6月には福井地震という大きな地震が起こり、とても大きな被害を受け、復興も振り出しに戻ってしまいました。
そんなぼろぼろの状態の中でも、あきらめずに復興しよう!不死鳥(フェニックス)のように蘇ろう!という気持ちを込め、
1952年にはおおかたの復興が完成し、これを受けて同年の7月28日~8月3日の7日間に渡って第1回目の「ふくいまつり」が開催されました。
これがのちに「フェニックスまつり」へとなっていきます。
そしてその通りには「フェニックス通り」と名前がつけられました。
ちなみに、不死鳥とは…
寿命を迎えると自ら燃え上がる炎へと飛び込むのですが、その灰の中から再び蘇るとされており、
永遠の時を生きるといわれる伝説上の鳥のことです。
歴史は苦手、という方でも、まずは身近な自分たちの住む福井県の歴史のことからしっかりと学んでいきましょう。
今回はフェニックス祭りを紹介しましたが、
お祭りの背景には様々な歴史や文化があります。
それを調べてみると、少しずつ歴史などにも興味が持てるのではないでしょうか。
面白い!と思えることもたくさんあります。
わからないことに興味を示す、何とか調べようとする、
そして発見したり知ったりする事で「へ~そうなんだ!」とその事例に印象づく。
そういったことが勉強のはじまりだと思います。