教育プランナーブログ

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洋楽と言われる海外の音楽も、ロック・ポップス・ジャズ等ジャンルを問わずテレビのCMやドラマで用いられる事が少なくないので、英語の歌を耳にする機会は多いと思います。
販売されているCDには歌詞カードのみならず対訳も乗っており、お気に入りのアーティストのCDで英語の勉強をと思う人もいるかもしれません。
当たり前ですが、歌のタイトルや歌詞カードの訳は、意訳であり、そのままの正しい意味ではない場合の方が多いのはご存知でしょう。洋画と言われるハリウッド映画等もしかり、日本で上映する際のタイトルがカタカナであっても、原題は全く違う場合も多々あります。 
 
そんな事当たり前だろう。と言われるかもしれませんが、では発音・文法はどうでしょうか?
これも、正しい発音ではなく 『 訛り 』 があったり、早口で短縮されていたり、アーティストの意向等で必ずしも歌詞カード通りに歌っているわけではありません。 
一音に一語を歌う日本の歌と違う事もあり、耳から聞こえる雰囲気でなんとなく納得している人も多いでしょうが、気になる人は、洋楽の歌の中の発音と歌詞の単語の発音の違い、また文法的に脈絡のない文章に頭をかしげる方も多いです。CDを購入しなくてもカラオケに行って歌えば歌詞が表示されますので、細かなところが気になる場面も昔に比べて増えました。
 
実際、世に出回っている歌には、 『 ドイツ人 』 が 『 英語の歌 』 を歌っているもの、広い英語圏での 『 訛り 』 のまま歌っているものもあります。 ですので、授業や試験で使う英語とは全く違うものであるという認識は必要なのです。かといって、洋楽は英語の勉強に全く役に立たないというわけではありません。
 
英語に興味を持つきっかけとして、 『 皆さんが好きなアーティスト 』 の曲を一度自身で訳してみることをお勧めします。前述のとおり、対訳は意訳であり、正確なものではありません。まして、歌の 『 詩 』 を訳すわけですので、感じ取る言葉と意味は人それぞれで結構です。
日本の音楽でも、聞く人それぞれで感じ方が違うように、英語の歌でも人により感情や捉え方に違いが出るのは当然です。 
ぜひ、自分の好きなアーティストの楽曲での自分訳を試してみてください。単語・構文を学べるのみではなく、一曲訳し終えるまで何度も聴くので、ヒアリングの勉強にもなります。
 
 
しかし、 『 (音楽を聴き)ながら勉強 』 は基本的にお勧めは出来ないことを付け加えてもおきます。
ただ、歌は英語をメロディに乗せて暗記できる良いツールであることには間違いありません。まして、良い歌はいろいろな文章で引用されることも多く、それを知っているのと知らないのとでは、大きな違いになるでしょう。

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