教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



栃木県高校入試の傾向と対策、本日からは最後の科目『国語』になります。
国語の一回目は『漢字・語句・文法』。国語の基本問題です。
 
国語の一回目ですので、栃木県における「国語」の出題傾向を先ずは記載いたします。
 
≪栃木県高校入試 国語 出題傾向≫
例年、出題は大問が5つ、小問合計で33問。
ジャンル分けがしっかりしている為、自分自身の得手不得手の分野と点数配分を良く照らし合わせ、
しっかりと点数に結びつけましょう。
 
大問[1] 漢字・文法問題 小問数15問 1問2点 30点
 基礎問題と甘く見るべからず。小問題の集合ながらも、トータルで文章題よりも点数配分が多い『30点』。
 漢字の読み5問で10点、書き5問で10点、他10点の配点となり、かなり重要です。
 ここで国語の大勢が決まると言えるほどの点数配分です。
[2] 古典問題 5問 10点
 日本の古典問題が主。
[3] 説明的文章題 20点
[4] 文学的文章題 20点
[5] 作文 20点
 栃木県の入試問題の特色とも言える「作文」です。後日に詳細は述べますが、
 20点と高配点の為、対策は必須です。
 
例年、この5つの大問での問題構成になっています。文章を読み回答する問題のみならず、作文の時間も必要な為、50分という時間配分を如何に行うかが重要です。単に問題を解くのだけでなく、時間配分にも気をつけて試験本番には臨みましょう。
 
 
さて、本日のタイトル「漢字・語句・文法」に入りたいと思います。
 
<漢字・語句・文法の出題傾向>
例年[1]で出題され、30点の高配点の分野になります。
前述の通り、漢字の読み5問10点、書き5問10点。漢字の問題は必ず出ます。
他の残り10点分の5問は、品詞・語句・俳句・古典・漢文・漢字の成立ち等からの出題です。基礎・基本の問題が多くなっています。数少ない国語の暗記理解単元を広く網羅する必要性があります。
生活の中で皆さんが利用している言語である日本語の基礎が問われる問題です。中学校で学んだ基本分野をしっかりとマスターしておけば問題無いと言えます。
 
<漢字・語句・文法のポイント>
・漢字問題
皆さんは中学生活を振り返って、漢字練習はどれほどしていたでしょうか?基礎は侮るべからずです。
読み、書き、共に複雑で高度な内容の出題ではなく、普段の生活の中でも用いられる語句が多く、きちんとした文章での記載や、記録等を行っていれば、必然的に書ける・読める問題です。教科書に出てきた、また、テスト等で出された漢字を基本としてしっかり覚える事。漢字力はこの後の文章題での記述、作文でも必然的に問われます。日々の文章記載の際に気をつけて、しっかりと漢字で書くように心がけ、基礎力の向上に励みましょう。
 
・品詞の問題 ・敬語問題 ・漢字知識 ・詩(俳句・和歌・漢文)の技法 ・熟語 ・文の組立て ・言葉の単位 
この内容からの小問が5題。特に最初の4つからは必ず数題は出されます。それぞれ独立した問題で選択問題として出される傾向が高いです(記述としても簡易的な回答が主)。基本的な選択問題と言っても、分野が散っている為、あまり悩みすぎると後々への時間がとられる為、漢字問題も含め、大問の1番は時間をかけずに、しっかりと点数を獲得していきたい範囲です。
 
<漢字・語句・文法のまとめ>
教科書に出てくる 国語文法、漢字知識、四字熟語、ことわざ、慣用句などは、しっかり基本として覚え、基本内容を身につけておきましょう。この分野は、この後の全ての問題の基本となる内容がぎっしりと詰まった分野になります(文章の記述回答、文の読み方、作文の記述法等)。この分野の勉強をおろそかにして文章読解問題だけをやって栃木県の高校入試に臨むのはかなり危険です。
対策を忘れがちな分野ですが、国語の基礎として再度確認し、この分野に特化した勉強を行えば、覚える単元はそんなに多いわけではありません。日常生活にも活用できる分野ですので、理解は早いはずです。
ぜひ、基本の重要さを理解し、忘れずに対応してください。

このページのトップに戻る

栃木県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら