教育プランナーブログ

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今回からは、入試直前対策をお送りします。第一回目は【中学受験編】です。
とはいえ、12月末で栃木県内の私立中学受験はすでに最終段階。第二回目・第三回目の試験を残す学校が
多少あるといった所です。首都圏の中学入試はこれからが主体ですが、
栃木県内では、これから『公立の中学受験』対策が主となります。
 
既に、私立中学の試験を受けた生徒さんや保護者の方は、理解している要素も多いと思いますが、
これから最後の追い込みをかける公立中学を目指す生徒さんに向けて、
直前対策のポイントを以下の3つ挙げておきます。
 
 
○ 勉強対策
公立入試は御存じの通り、「適性検査」問題が行われます。既に過去問対策は行っていますか?
私立の入試と違い、適性検査問題は応用系の問題で、学校のテストとは出題傾向が大きく異なります。
普段の学校のテストが満点でも、対策無しではかなり厳しい結果となるでしょう。
 
高校入試・大学入試の過去問対策は、今までにどのような問題が出たのか、その傾向を知る為に行うものですが、
栃木県の中学入試適性検査では主要科目が混ざり合って出題される為、
過去問を行う事で、『適性問題とはどういった問題か』、また『問題量』『回答の仕方』『時間配分』等を理解し、
十分に慣れておきましょう。必ず過去問を事前利用して、試験に挑んでください。
通常の勉強とは違う問題ばかりです(問題集も探さないと見つからない場合が多いです)。
しっかりとした対策を行い、今までの総仕上げを行ってください。
 
○ 面接対策
今までの小学校生活で、『面接』は経験した事が無い生徒さんがほとんどのはずです。
各小学校での対策も行われていると思いますが、ご家庭でも、『志望理由』『普段の学習』『学校や家庭の生活』等は
答えられる様、簡単な質疑応答をやってみて下さい(そんなに時間は割かなくても大丈夫です)。
 
面接自体に慣れることは出来なくても、質疑応答や基本的な質問に慣れておく事は重要ですし、
精神的にかなり違ってきます。また、事前に試験会場に行っておくことで、移動時間や状況の確認も出来、
当日、大きくリラックスできる条件作りに役立ちます。面接のみならず試験そのものへの精神面対策としてお勧めです。
 
◎ 生活対策
どうしても、不規則になりがちなお正月を越えての試験日程の為、生活のリズムをきちんと整える事は重要になります。
特に冬休みに、追い込み勉強を遅くまで行う事が多くなる為、体力の低下、ストレスの増加、
栄養バランスや睡眠バランスが崩れる等、未だ完成していない小学生の心と体に大きな負荷となります。
「試験までの短期間の無理は大丈夫」と思っていても、風邪やインフルエンザ等の病気になる場合も大いにありえます。
普段の生活の管理は重要な要素です。気をつけましょう。
 
 
験当日をいかにリラックスした状況で迎えられるか、これが受験の分かれ目でもあります。
知識量だけの勝負ではないのが、公立の中学受験(栃木県の適正問題)です。
試験当日まで、知識準備・経験準備・生活準備を、生徒だけでなく、保護者の方々の力添えも含めて、
万全に行って試験に臨んでください。

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