教育プランナーブログ

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社会の第3回目は、地理・歴史と続いての『公民』になります。
 
 この新しい科目である「公民」は、3学年で習う新出科目ですが、実は1・2年で習った
歴史・地理と同比率で入試に出題される為、「今」の3年生の勉強がそのまま入試にでる比率が
すごく高い為、定期テスト等での頑張りがそのまま入試に繋がる重要な科目と言えます。
 
しかし、「全く新しい科目」として勉強するよりも、実は、今までの歴史・地理の知識の
活用・復習が同にできる要素が多い「複合科目」としての勉強が出来る為、
公民をしっかりと学ぶことで、「社会」自体の勉強の効率がぐと上がります。
 
 
ポイント① 『政治のしくみと憲法・法律』
日々のニュースでも取り沙汰される、政治に関しての基礎、また、その政治の根幹たる
日本国の「憲法・法律」に関しての分野。この分野自体のポイントとしては、
歴史的な背景や状況を理解することで、政治・法律の基礎を深く、大きく理解する事が出来ます。
すなわち「近代の歴史」(特に戦後史)と密接な関係があると言う事です。
 
ポイント② 『生活と経済・国際社会』
新聞などでは図説付きでの解説も多く見られる、生活に関わる「流通や経済」の分野。
この分野のポイントは、いかにグラフや地図からその特色を理解し、データを落とし込んで
理解が出来るかという「地図・地域」の基礎が必要不可欠です。
すなわちこちらは「地理」(特に経済・流通系)が読み取りや理解に必要と言う事です。
 
ポイント③ 『公民』としての問題
上記①②を読むと、公民は歴史や地理の問題として出題されるように感じますが、
実際の入試では「歴史・地理・公民」は栃木県ではきっちり3分割で出されます。
故に、分野的に公民をきちんと押さえることで、歴史・地理の該当部分は
復習・補習も兼ねてしっかりと押さえる事が出来ます。
(公民分野に入っていない『歴史・地理』の部分は、それぞれしっかりと「歴史」「地理」として
洩れなく押さえましょう。)
 
 
社会自体は暗記が重要な要素ではあります。しかし、栃木県の高校入試では、
以前のブログでも触れているように、
単純な「太字の記憶」では点数は取れません。
 
『なぜそうなるのか』と理由を問う問題が他県に比べ栃木では多く出題される為、
単純暗記では対応できないのです。公民自体も、単純語句の暗記ではなく、
この出来事はどういった理由で、どういう結果となったのかという事に注意して、
理解を深めるようにしてください。
 
日本国民である以上、国民の義務や憲法、日本の政治や経済に関して、
「知らない」では済みません。
皆さんにとっては今から数年後、選挙権を得、成人となった際に、
今習っている「公民」の内容は、改めて「実生活」で問われることになります。
 
点数を取る為の勉強だけでなく、日本国民として、大人になる為の基本となる勉強として
テスト対策だけでない「公民」をしっかりと学んでもらいたいと思っております。

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