2012年11月6日
栃木県 中学入試 併願校の選び方
11月です。『中学受験開始!!』です。
都内の私立受験と違い、栃木県の私立受験は年内が勝負です。
先月末に紹介したように、
11月23日の「佐野日本大学中等教育学校」「作新学院中等部」を皮切りに、
翌日の「海星女子中学校」「白鴎大学足利中学校」と、私立の受験が始まります。
今回は『併願』についてです。
都内と違い、私立中の数・地理的要素が受験に強く影響される栃木県では、
「併願パターン」として上げられるのは「私立・私立」「私立・公立」の2つのみになります。
先ず「私立・公立」パターンです。
公立が入っている時点で、『適性試験対策』は必須で行っているはずです。
この試験は通常の学力テストとは違う為、事前準備を長い時間をかけて勉強してきているはずです。
受験勉強を、「公立(適性試験)」と「通常勉強」の両方やる必要が有ります。
バランスを欠いて、どっちつかずになることが一番の不安要素ですので、
勉強はどちらにウェイトを置くのか、保護者の方との確認や調整が必須です。
また、私立高校の一部では『適性試験』を入試科目に取り入れる学校も出てきております。
その場合、勉強方法の違いも少ないので、公立校をメインで考えているご家庭にお勧めです。
次に「私立・私立」パターン。
私立同士の為、いくらでも数を受けることはできますが、当たり前ですが「単願」での受験は
何校も出来るものではありません。合格したら必ず入学するという成約の上での受験ですから、
単願が有利と何校も出す事は不可能です。
したがって、併願のポイントは、 ①日程 と ②科目 です。
①日程:
単願・併願(単願以外)・推薦等で受験日時も違う場合が多い為、事前にしっかり確認を行えば、
1校ならず複数の学校を受験することが可能になります。当たり前ですが、
内申書等の作成(小学校で作ってもらいます)の関係から、模試の様に、
直前に何校も申し込んで次から次へと受けることは出来ません。
この点は事前に確認し、本当に目指す学校はどこなのかを決めておきましょう。
②科目:
4科目受験なのか、2科目受験なのか、面談・作文のみなのか、「適性テスト」なのか、
出来れば受験する生徒の混乱を防ぐため、統一した科目体制で臨む事が重要です。
後は「国立」を含むパターンもありますが、
まずは、今月からスタートする私立の内容を中心にまとめてみました。
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