2014年5月21日
栃木県 漢検を受験してみよう!
「資格勉強」と言うと、大人がする勉強のことを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
小学生からも人気の資格試験のひとつが、今回のブログテーマの「漢検」です。
漢検とは日本漢字能力検定協会の実施する「日本漢字能力検定」のことで、
国際化が叫ばれる中で日本語のあり方が見つめられるようになった事もあり、
近年では英検と人気を二分する検定となっています。
漢検の内容を簡単に書きますと、
10級(小1レベル)から1級まで準1・準2を含む12段階のレベルがあり、
5級で小学6年レベル、4級で中学在学、3級で中学卒業程度の内容と言われます。
内容は、漢字の筆順、読み書きから、送り仮名、対義語、類義語、同音・同訓異字、四字熟語等、
級ごとに内容が深く広がる問題になっています。
合格ラインは10~8級までは8割、7~準2級は7割、2~1級は8割程度の正答率が基準と言われています。
また、平成22年度から「満点賞」が授与されることになり、一度合格しても
また同じ級を受ける人も多くなっています。
英検同様、学校で団体受験を行うところも多いのですが、個人での受検の場合は
年3回(6月、10月、1月又は2月)、各県の都市ごとにおかれる公開会場で受ける事が出来ます。
そして、漢検は「英検」と異なり、日々の生活の中で使う日本語がベースの為、
老若男女問わずに勉強することが可能です。
生徒さんだけでなく、お父さんお母さん、お祖父さんお祖母さんも、年齢層広く受けていますので、
家族みんなで勉強に取り組むことが出来ます。
言葉の語彙力、そして表現力の向上は『国語』のみならず、他の教科の読解力強化にもつながります。
ぜひ、今度の6月、その後の秋(10月)の検定を目指して、
「家族みんな」で取り組んでみてはいかがでしょうか。