2013年5月22日
栃木県の今年の高校入試は『特色推薦』に要注意
昨年来、今年(平成26年)の高校受験は大きく変わると言われてきました。
今年の3年生には、昨年から学校でのオリエンテーション、PTAの総会、面談等で
学校から家庭へと、新導入の『特色選抜』の話は再三出ていると思われますので、
知らない方は少ないと思います。
ですが、今回のブログでは、本年度入試の「カギのひとつ」であると
既に発表になっている『特色選抜』を掘り下げます。
簡単にまとめると、
『生徒全員が自分の好きな学校の推薦を受ける事が出来る』ようになった事が今回の大きな変化です。
特色選抜に関しては、その名前から、特殊性だけが先だって話をされています。
間違った理解をしている方も少なくはありません。
『特色選抜』ですが、細かく見ると、変わる所・変らない所があります。
① 「推薦」と内容そのもののシステムは変わらない。
ほとんどの学校では、今までと同様の「面接」「小論文(作文)」が中心です。
『学校での特別な問題』を用意している学校は本年度はごく少数です。
(既に各学校での計画は発表されていますので、ご確認ください)
② 『全員が受ける事が出来る』であって、全員が受かるわけではない。
合格数は今までの人数と変わりません。それに対して受ける人数が大幅に増えるわけです。
つまり、今までは『推薦=合格内定』でしたが、今年度からは『推薦=宝くじ』くらいの感覚で無いといけません。
倍率が単純に考えても十倍以上になることは分かっています。
③ 『内申』の重要性は今までと同様。
「推薦」と考えれば、おのずと「内申」の重要性は理解してもらえると思います。
ネームバリューの高い高校等には『内申』の高い子が多く集まる事は単純に予想できます。
中学校でトップの生徒も、県内でのトップではありません。今まで同様に『内申』は十分に必要ですが、
今までと違って『内申』が高いから合格するとは限りません。
ざっと考えるだけでも上記の内容が挙げられます。
では、一体どうしたらいいのか? どの様な対応すればいいのか?
心配になった方は、トライにお問い合わせください。
受験の前哨戦となる、この夏に向かって、誰よりも早い心構えと準備を、
トライと一緒に行ってまいりましょう。