2011年11月23日
『青森県 中学受験 冬休み前の勉強法』
青森県内の中学受験における入試問題は、首都圏や関西圏の入試問題とは異なり、
比較的、基礎~標準レベルの問題が多く見受けられます。
難問・奇問というよりも、学校の教科書レベルの問題や、そこから少し応用させた問題、
そして柔軟な思考力や発想力を試す問題を解答する力が試されていると言えます。
青森山田中、青森明の星中、弘前学院聖愛中、八戸ウルスラ学院中について
共通する検査教科は、国語と算数です。
あとは中学校ごとに、適性検査や作文を課したり、面接を実施したりしています。
青森明の星中については、保護者面接も実施されますので、
保護者の方の準備もしっかりと行っておきたいところです。
推薦入試や、第1回入試がすでに終了している中学校もありますが、
今後の入試に向けて、冬休み前にやっておくべき項目を以下に記載します。
是非参考にして頂き、ラストスパートをかけて欲しいと思います。
<冬休み前にやっておくべき学習内容と勉強法>
①国語:読解問題対策
漢字やことわざなども、もちろん重要なのですが、合否を大きく左右するのは
やはり長文読解や記述・説明問題です。
有効な対策法としては、段落ごとのキーセンテンスを抜き出す練習をすることや
段落ごとに要旨(筆者が言いたいこと)をまとめてみることです。
はじめは難しいかもしれませんが、読解力と表現力の両方が身に付く効率的な学習法です。
②算数:文章題対策
多くの人が苦手にしている文章題は、受験対策として避けては通れません。
まずは問題文の内容や、問題の意図を正確に把握することです。
問題文を音読する習慣をつけることで、何を求めれば良いのかを明確にし、
ケアレスミスを防止することができます。
計算力はもちろん重要なので、勉強前には毎回10問程度解く習慣をつけましょう。
③生活リズムの改善
入試は午前中に行われることがほとんどです。
午前9時~10時に、脳をフル回転させなければなりません。
学校がある日も、そして休みの日も、早朝に起床して勉強することをお勧めします。
また風邪やインフルエンザが流行する時期でもありますので
早起きする分、早く寝て、しっかりと睡眠時間を確保することが重要です。
④家族のサポート
これは、学習内容や勉強法とは直接関係ありませんが、
小学校6年生のお子さまが頑張って勉強しているわけですから、
ご家族もそれを理解し、十分にサポートしていくことが必要です。
例えば、お子さまが勉強している間は、全員でテレビを観るのを我慢したり
朝は一緒に早起きして、居間で一緒に勉強したりするのも良いかもしれません。