2012年3月14日
『青森県 学習指導要領改訂で何が変わる?』
小学校で新学習指導要領が施行されて1年が経過しました。
従来の制度との大きな違いは、やはり『英語必修化』だと思います。
会話表現などをメインに据えたコミュニケーション英語であることが特徴で
部分的に中学校英語の内容も取り入れるそうです。
しかし、単語の書き取りや文法学習などはしないことになっており
言うなれば、『英語を嫌いにならない』ための準備をすることになります。
週1回程度の授業なので、少し物足りないと感じることがあるかもしれません。
そのようなときは、ご家庭内で英語の練習をしてほしいと思います。
ご家庭内で英語の勉強をするとは言っても、それほど大変なことではありません。
やって頂きたいのは、『学校の授業の復習』です。
どのような表現を学び、それはどのように発音されるのか、そしてどのような意味なのか、
ということなどを、お子さまに聞いて頂くだけで構いません。
これを次の英語の授業までに2度ほど、答えてもらうようにしてください。
トライ式学習法の1つの根拠となっている理論に、『エビングハウスの忘却曲線』があります。
人は1度覚えた内容の約7割を、1日後には忘れてしまいます。
しかし、復習をするごとに忘れるスピードや割合が減少し、
結果的に、覚えたことが知識として定着するということが分かっています。
お子さまが英語に興味を持ち、楽しく学ぶことができるようになり、
そして、中学校に入ってからも勉強を継続し、英語が得意教科になれば幸いです。
是非、ご家庭内でも『復習』の機会をおつくりください。