2012年7月3日
『青森県 高校入試 理科シリーズ第1回 ~生物~』
【昨年度入試 出題傾向】
第1問の小問集合において、4問出題されました。
出題内容は、種子植物の葉のつくりとセキツイ動物の特徴についてでした。
いずれも基礎的な内容で、難易度は易しめでした。
また、第3問では自然界における炭素の循環についての問題が出題されました。
問題数は5問で、そのうち1問が説明問題でした。
例年に比べて、出題分野がやや偏った印象があります。
【出題予想】
来年度以降は、『ヒトの体のしくみ』や『生殖と遺伝』が復活しそうです。
また『植物の体のしくみ』や『光合成』に関する問題は毎年ほぼ必須なので
しっかりと準備しておくようにしましょう。
【夏の攻略ポイント】
今年から教科書が新しくなったことで、学校ごとの進め方がより多様化しています。
1・2年生で学習した内容を復習することはもちろん、プラスαの知識についても
しっかりと理解するようにしましょう。
問題演習をする際には、1問1答形式で進めるよりも、
図や表を活用する問題や、実験ベースで考察させる問題を解くようにしましょう。
理科は学習単元によって、得意不得意が大きく変わる分野ですが
入試問題ではある程度バランスよく出題される傾向があるため、
苦手克服を通して、全体的な底上げを図ることが重要となります。