2012年11月13日
『青森県 教えて!トライさん ~勉強習慣はどうやったら身につくの?~』
1年間を通してよく頂くのが、『勉強習慣』に関する質問です。
勉強習慣を身につかせるために、ご家庭内でもさまざまな対策を取っているようで
『勉強してからでないと、ゲームやマンガは禁止』というルールを設けたり
『夕食後、勉強してからでないとテレビ禁止』というルールを設けたりしていると聞きます。
しかし、残念ながらこれらのルールは定着していないようです。
ルールを完全に守らせるためには、保護者の方々が付きっきりになる必要がありますし、
他に兄弟・姉妹がいる場合は、さらに負担が増してしまうからです。
結果として、『学校の宿題さえやっていれば良いか』というように妥協してしまい
『勉強習慣』ではなく、『宿題を終わらせる習慣』しか身に付かないという状態になります。
本当の意味での『勉強習慣』とは、与えられた課題をこなすということではなく
与えられなくても自主的に課題を見つけ、それに取り組むことだと思います。
そして、そのような『勉強習慣』が身に付けば、成績は驚くほど簡単に上がるのです。
では、『勉強習慣』を身につけるためにはどうすれば良いか。
それは、『勉強をしない原因』を取り除くことです。
勉強が嫌いなのであれば、思い切ってその原因となった単元まで戻って学習し
勉強面に対する不安を取り除くようにしましょう。
学校の授業内容を完全に理解できるまでは、多少の時間はかかりますが
『分からなかったことが分かるようになる』という成功体験は
お子さまのやる気を引き出し、今後学習を進めていく上で非常に効果的です。
また、見たいテレビや、やりたいゲーム、読みたい本などがあるのなら、
そのあとに勉強時間を確保すれば良いと思います。
もちろん時間を決め、メリハリをつけながら行う必要がありますが、
『勉強→楽しいこと』だと、どうしても勉強が作業的になってしまい、
学習効果があまり上がらないということにつながりかねません。
学力や性格、興味のあることはお子さま一人一人で大きく異なります。
それは、兄弟間や姉妹間でも同様のことが言えます。
『勉強習慣』を身につける方法は、お子さまの数だけ存在すると思いますので
昔から言われていることや、周りの方々がやっているような既存のルールではなく
『お子さま一人のために考えられたルール』を考えてみるのも良いと思います。
創業以来、完全1対1指導を続けてきたトライなら、そのお手伝いができます。
一般的に、家庭教師をつけるまでもないと考えられる『勉強習慣』のお悩みですが
なるべく早めに克服することで、進路に関して幅広い選択肢を取れるようになります。
是非、ご相談・お問合せください。