2012年11月20日
『青森県 大学入試攻略法』 弘前大学② ~受験戦略 文系編~
前回の記事の続きとして、具体的な受験戦略について記載します。
前回記事と合わせてご一読ください。
<前回記事>
11月16日掲載
『青森県 大学入試攻略法』 弘前大学① ~入試情報 文系編~
【センター重視型戦略 得点例】
センター試験 |
2次試験 |
合計得点 |
|
パターン① |
675点(得点率75%) |
270点(得点率45%) |
945点 |
パターン② |
630点(得点率70%) |
315点(得点率52.5%) |
|
パターン③ |
585点(得点率65%) |
360点(得点率60%) |
上記の得点例では、パターン①が最も理想的な得点のしかたです。
2次試験については、試験科目や入試問題が異なるので単純比較はできませんが
医学部医学科の合格者平均ですら、得点率は65%程度ですので
パターン③の得点例だと、非常に厳しくなると考えられます。
【導かれる受験戦略】
① 受験勉強の中心は、『センター対策』
過去問やマーク問題集を活用して、得点率70~75%を目指します。
解きっぱなしにするのではなく、復習とまとめ→解き直しを必ず行いましょう。
② 苦手克服は一気に行う
今後はセンター試験対策を継続的に行っていくことになりますが
点数を伸ばす一番の近道は、苦手分野・単元を克服することです。
苦手対策は精神的にも非常に大きな負担がかかりますので
ある程度時間を集中させて、一気に克服するようにしましょう。
③ 2次対策は2期に分けて行う
前半期は11月に行い、頻出分野・単元をチェックしつつ、現状学力との差を体感します。
この時点での得点率は全く気にしなくて構いません。
チェックした頻出分野・単元は、センター対策において特に重点的に復習します。
得点率を気にしながら過去問対策をする後半期は、センター試験後となります。
センター対策は2次試験対策にもつながっているはずですし、
頻出分野・単元における苦手克服が終わっていれば、あとは演習と復習のみです。
やることが多く、あれもこれもと手を出してしまうと、すべてが中途半端になってしまいがちです。
勇気を出して、やるべきことを絞り込むことが大学受験成功の秘訣と言えます。
学習内容の取捨選択は非常に難しく、1つの判断ミスが全体の受験戦略を崩壊させますので
緻密な受験戦略を立てたいという場合は、是非トライにご相談ください。
今からの時期でも、やり方次第で逆転合格は可能です。