教育プランナーブログ

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前回のブログで、受験生としての気持ちを育てるために

青森県教育委員会で発表している「求める生徒像」を確認してくださいと書きました。

今回は、どういったところに注意して、「求める生徒像」を見ればよいのかについて述べます。

①求める生徒像

各高校の特色にそって、どのような生徒を求めているかが書かれています。

進学校の場合、

「学業・学習意欲が旺盛」

「本校の学習内容に適応できる学力を有し」

「中学校時代の学習活動が優れ」

という風に、学力における動機を重視する傾向が顕著に見られます。

青森北高八戸西高などのスポーツ科学科を有する高校の場合、

「優れた運動能力を有し」

「文武両道に励み」

などのキーワードが共通して見られます。

②入学者選抜(選抜方法等)

各高校によって一般選抜と特色化選抜の選抜順序が異なります。

それぞれの募集人員が定員の何%にあたるか、

そして、それぞれの選抜方法についてが掲載されています。

たとえば、青森高校の場合

・選抜順序 特色化選抜 ⇒ 一般選抜の順

・募集人員 特色化選抜:30%  一般選抜:70%

・選抜方法

 特色化選抜:

  Ⅰ:国数英の得点を1.5倍にする傾斜配点を行う。

  Ⅱ:調査書の教科の評定135点に加え、特別活動等の記録45点を点数化し180点満点で判断する。

  Ⅲ:面接20点

 一般選抜:

  学力検査得点500点と調査書の評定135点について群分けを行い、

  調査書の記載内容と面接結果を考慮して、総合的に判断する。

となっています。

国数英で好成績をあげていると特色化選抜で合格できる可能性が高いということです。

青森北高校のスポーツ科学科の場合、

・選抜順序 一般選抜 ⇒ 特色化選抜の順

・募集人員 一般選抜:50%  特色化選抜:50%

・選抜方法

 一般選抜:

  学力検査得点500点の順位、調査書の評定135点と実技検査の得点160点の

  合計得点295点の順位により群分けを行い、調査書の記載内容と面接結果を考慮して、総合的に判断する。

 特色化選抜:

  Ⅰ:学力検査500点。

  Ⅱ:調査書の教科の評定135点に加え、部活動35点を点数化し170点満点で判断する。

  Ⅲ:実技検査160点

  Ⅳ:面接40点

となっています。

実技検査で顕著な成績をあげていると有利であることがわかります。

以上のように、一口に高校受験と言っても各高校によって少しずつ生徒を選抜する観点が違います。

自分が目指す高校はどのような生徒を求めているのか、

また、自分はその生徒像に見合っているのかなども考えてみましょう。

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