2011年5月25日
福井県 高校生による授業評価制度導入
福井県教育委員会は先日、高校生による教員の授業評価を本年度から実施することを発表しました。
学校教員の授業力を高め、小中学生全国トップレベルの学力を高校でさらに伸ばす事が狙いです。
既に東京都や神奈川県ではこの制度を導入しています。評価方法は、授業の準備や工夫・分かりやすさなど4項目を共通質問として各高校に義務付け、加えて各校が自由に評価項目を設けているそうです。
この制度の成果については、良い点と問題点の両方が指摘されています。
良い点としては、生徒の目線に立った授業を心掛ける教員が増え、生徒は授業に対する意識が高くなるということです。
一方、問題点としては、教員の「人気投票」になってしまうケースもあることです。
福井県教育委員会では、これらの先行事例を踏まえ検討を進めるとしています。
皆さんは「高校生による授業評価制度」についてどう思いますか?
良い点はどんどん取り入れ、福井県の教育レベルが上がっていくと良いですね。