2011年5月30日
福井県 勉強が嫌いな人のために
生徒さんの中には、勉強が嫌いで、どうしてもやる気が出ないという人もいます。
そんな人は、まず勉強のなかで自分の好きな分野を見つけましょう。
授業を受けていて、「この科目のこの分野はちょっと面白い」と感じる部分はいくつかあると思います。
例えば、「勉強は嫌いだけど、国語の古典は好き」「勉強は嫌いだけど、生物は好き」
というように、自分が好きな分野を見つけたら、まずその分野についてとことん勉強してみましょう。
好きな分野であれば自然と興味が湧いてくるので、他の分野よりも飽きずに勉強することができます。
最初は好きな分野だけですが、勉強をすることによって、定期的に勉強する習慣や、長時間勉強する集中力が身についてきます。
私自身、中学生のときは数学が嫌いで、教科書を開いて机に向かうことすら苦痛に感じる時期がありました。
一方で、本が好きだったこともあり、国語や英語の勉強は好きで、この2科目ばかり勉強していました。
すると、次第に机に向かって毎日数時間勉強するという習慣が身に付き、この2教科の成績がぐんぐん上がりました。
勉強することで点数が上がっていくことにやりがいを感じ、好きな教科を勉強するついでに、嫌いな数学も勉強するようになりました。もちろんいきなり数学を好きになることはできませんでしたが、嫌々ながらも問題を解いていると、自然と自分の好きな問題の傾向ができてきました。
嫌いな分野だからこそ、成績が上がったときの喜びは非常に大きいものでした。
そして気づけば、数学は好きな教科の一つになっていました。
勉強が嫌いな皆さんは、今回ご紹介した勉強をぜひお試し下さい。
机に向かうことに慣れてきた頃、きっと好きな教科がひとつ増えているでしょう。