2013年8月20日
福井県 高校入試(社会編)
夏休みも残りわずかとなりました。
受験生は時間のある今のうちに暗記科目を強化することをお勧めします。
ということで、今回は福井県、県立高校入試の社会についてお伝えをします。
【(1)歴史】
歴史の学習法は「流れをつかむ」ことが一番重要です。
歴史を苦手にしている人は、そもそも時代の順番から分かっていない人も多くいます。
その状態で語句を覚えても、試験本番では知識を活用できません。
大まかな流れ(時代の順番)
⇒重要人物・時代の変換期に起きた大きな出来事を覚える
⇒各時代の政治・人々の暮らしを覚える
⇒文化を覚える
⇒世界との関わりを覚える
上記の様な手順で学習すると、頭に残ります。
また近年基本的な事項を説明させたり、理由を問うような問題も目立ちます。
重要な用語はきちんと漢字で書けるようにしておきましょう。
【(2)地理】
地理の傾向として、世界の国々・世界の地域構成・身近な地域・日本の地域構成・日本の産業が
毎年出題されています。
地理は多くの事を暗記しなければならないイメージがあるかと思いますが、
地図帳を利用してまとめるとすっきりします。
都道府県を覚え、主要な山脈・川・盆地・工業地帯を関連させ、生産物を暗記します。
世界地図も同様に活用し取り組んでみてください。
また、地域問題として福井県や北陸地方の内容が出題される事も多くなっています。
地方ニュースに積極的に目を向けるようにしましょう。
【(3)政治】
福井県入試では、過去3年で政治の分野から3問以上出題されており、
確実に対策が必要な分野になります。
傾向としては、現代の民主政治とこれからの社会からの出題が目立ちます。
ここ数年は政権交代をはじめ、政治問題について頻繁に報道されています。
教科書で基本的な知識を暗記し、日々のニュースと関連させて
日本の政治について仕組みを説明出来る様に練習しておきましょう。
記述式問題も出題されていますので、対策を怠らないようにしましょう。
【(4)経済】
経済に関しても政治と同様、過去3年3問以上の出題があり、要注意分野です。
内容としては、国民生活と経済からの出題が多くなっています。
基本は教科書の暗記です。単純に知識を問われる問題が多いので、
暗記をしっかりしておけば安定して点数になります。
また、日々のニュース・新聞を必ずチェックしましょう。勉強したことが出てくるはずです。
地方ニュースと絡めて出題される場合がありますので、
福井県・北陸地方のニュースは要チェックです。