教育プランナーブログ

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福井県 高校受験 「最後の三者面談」の準備

 

さて、今回は「三者面談」についてお話します。

 

まず、みなさんは学校側の「三者面談」の本当の目的をご存知でしょうか。

 

三者面談は、学校の先生が生徒の将来の進路について相談に乗ってくれる機会でも、

なんとか生徒の望む志望校に合格させるための方法を考える機会でもありません!

 

自分のクラスの生徒たちが全員高校に行けるように、親御さんと生徒を説得する機会なのです。

 

1人の不合格者も出さずに、無事に生徒達を進学させる事が、学校側の最終目標なのです。

 

受験生のみなさんには、是非ご両親とやってほしい準備がふたつあります。

 

 

ひとつめが、志望校の情報集め。

 

どのぐらいの点数が合格ラインなのか、例年の倍率はどのようになっているのか、

どのような雰囲気の学校なのか、なぜ自分はそこに行きたいのか。

 

たくさん調べれば調べるほど、自分の中での志望校のイメージもまた確固たるものになっていきます。

そしてそれは、この高校に行きたい!という熱意が新たに作られることにもなるでしょう。

 

先生は、あなたの目を見ています。目は口ほどにものをいう。

是非、あなたとご両親の、志望校に対する熱意を先生に見せてください。

 

 

ふたつめが、現在の成績情報の整理・把握です。

 

ご両親も自分も「今」の状況を把握していることで初めて、これからの3ヵ月のプランを

先生に明示することができるのです。ここで大切なことは、内申が多少足りなくても、

本番で点数を取りきれば合格は可能ということです。

 

冬休みを境にして見違えるように点数を取れるようになった先輩たちは本当にたくさんいます。

まだこれから3ヵ月近くあるのです。

そのことを念頭において、安全策を勧めてくるであろう担任の先生には、確固たる熱意を持って

これからの3ヵ月どう底上げしていくかを、ご両親と二人で話してきてください。

 

 

「不安」に出会ったとき、人間はどちらかの道を選択します。

 

1つ目は、「不安」を自らの努力ではね返す道。

 

中学に入学した1年生の4月から、みなさんは様々な場所・時間で学習の力を蓄積してきました。

1日で鍛えることができる量は、ごくわずかです。

でも、みなさんは3年間の集大成を見せる時期に達しつつあります。

つまり、いままで蓄積した力が、その蓄積した分だけ本番では確かな「自信」となります。

この「自信」が大きければ大きいほど、「不安」に打ち勝つ力は大きくなります。

 

2つ目は、「不安」に耐えきられなく逃げてしまう道。

 

現実から目をそらし、努力を怠ってしまう場合があります。

この道だけは選択しないで欲しいと願います。逃げていては、そこから何も得るものがないからです。

目標というのは、努力しなければ手にできないところにあります。

何もしなければ進歩などありません。自分が願うような結果を手にすることはできません。

 

 

3年生には、次のことを理解してほしいと思っています。

 

入試は自分1人だけで戦っているのではない。

様々な面からサポートしてくれている家族、友達、そしてトライの家庭教師があなたと一緒に戦っています。

味方はたくさんいるのです。

学校の担任の先生も、あなたの人生のことを第一に考えた上で、あなたをサポートしています。

その一環に、三者面談があるのです。

そのことを心において、三者面談に臨んでください。

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