2014年12月1日
鹿児島県 志望校別対策 鹿児島大学編
今回は、鹿児島大学の対策についてお伝えします。
鹿児島大学入試におけるセンター試験の配点は、
文系理系ともにセンター試験の占める割合は高くなっています。
特に文系学部で顕著で、例えば法文学部ではセンター対2次が600対400、
教育学部ではセンター対2次が900対300です。
また、文系理系ともに2次試験で教科書内容を大きく超えるような問題やひねった問題はほとんど出ず、
基本をしっかり固めた人が点数を稼げるような出題方式です。要はセンターの延長です。
すなわち、「センターを制する者は鹿大を制す!」
特に今年度は数学や理科で新課程が導入されて初めてのセンター試験であり、
うまくセンターの対策ができた人とそうでない人で差が開くことが予想されます。
さらに、センター対策で身につけた知識や解答力は、2次試験でも確実に活きてきます。
この時期、鹿児島大受験の皆さんは、センター対策の方に重心を置いて勉強するのが
得策といえるでしょう。
センター試験での得点力をつけるには、まずは「習うより慣れろ」です。
マーク式の解答用紙は、初めての人にはとっつきにくく、一問ずらして解答してしまう、というミスも
起こしがちです。たいていの過去問集や模試問題集には解答用紙が付いていますから、
何枚もコピーしてどんどん練習しましょう。練習した分だけスピードも上がります。
また、センター試験の問題はどの科目も出題パターンがある程度決まっています。
過去問を5年程さかのぼって解けば、一定のパターンが見えてくるはず。
「センター試験独特の言い回し」にも慣れてくるはずです。
考える前に、まずはやってみましょう!
過去問を解いて採点した後は、みなさん○×に一喜一憂して終わりがちです。
しかし、それでは全く意味がありません。
「なぜ間違ったのか」、さらには「なぜ正解なのか」をしっかり吟味しましょう。
正誤選択問題では、正解でない選択肢を読み込むことも、記憶の定着につながります。